社長ブログ

下半期に向けて~関係を築くとはどういうことか~

仕事での相手との向き合い方

先日、1部署のスタッフたちと話し合う機会を設けました。彼らは、保育園や幼稚園の行事等を撮影する業務を担当していて、園との撮影スケジュール確認や行事内容の打ち合わせ、そして、撮影にあたるカメラマンの手配と撮影の打ち合わせを行っている部署で、彼ら自身もカメラマンです。たまたま、その日の電話対応やスタッフ同士の話を聞いていて、このまま放置はできないなと思って会議をしたのでした。

会議の内容は、簡潔に言えば「相手との向き合い方」についてで、相手というのは園の先生や契約カメラマンです。「お客さま」と「業務委託者」ですから、立場はまったく異なりますが、相手がどのような立場の方だったとしても、こちらの基本姿勢は変わってはいけないと私は考えています。

かく言う私も、人間関係については幾度の失敗を経験してきました。臆病になったり、逆にカッとなって攻撃的になったり・・・。プライベートはそれでもいいと思うのですよ。無理して苦手な人と付き合う必要はないのですから、上手に距離感を保って「大人の付き合い」をしたほうが気が楽です。

問題は仕事上の関係です。こちらは逃げたり、ごまかしたりしていては信頼関係が築けませんから、「相手との向き合い方」を自分に課して実践していかなければなりません。

相手が悪いのではない

2つの事例を上げて考えてみます。

事例① 年間の撮影スケジュールはすでに確認済みで、行事日程が近づいたので打ち合わせをしようと園に連絡すると、その行事の日程が変わっていたり、中止になっていることが発覚する。

事例② 撮影内容を改善して欲しいカメラマンに対して、どの撮影を依頼するか悩んでいる。

どちらも実際に起こっている事例です。事例①の場合、スケジュールを押さえていたカメラマンさんの仕事が急になくなる訳で、とても迷惑をかけてしまいます。スタッフは「もっと早く連絡をしなければいけなかった」と反省したりしますが、行事スケジュールが変わっていたことが発覚したその時(その瞬間!)、「園の先生とどんな話をしたの?」ということが何よりも気になるのです。

園の先生の業務は保育ですから、業者への連絡が後回しになったり、うっかり忘れてしまったりするのは不思議なことではありません。それでも問題が起こってしまった時にしっかり話し合って、再発を防ぐようにしなければ、撮影を依頼していたカメラマンさんからの信用を失ってしまいます。

事例②のケースは、普段はちゃんと撮影してくれるカメラマンさんでも、不得手なシチューエーションがあったりして、依頼する撮影案件を悩んでいるのです。これも特別不思議なことでないのですが、やはりカメラマンさんに「その点に関してどんな話をしたの?」ということが気になります。

どちらのケースも、曖昧にしたままやり過ごしてしまったら、関係を築くどころか後退してしまう原因になりかねません。「問題を曖昧にしない責任はこちらにあるのだ」ということを常に意識してほしいと思います。

次々と課題が見つかるのはすばらしいこと

ふぉとすてっぷの事業年度は1月1日~12月31日なので、今期はまもなく折り返しとなります。

コロナの影響で試練となった前期に対して、今期はここまでかなり業績を回復することができています。保育園、幼稚園が開いていて、コロナ対策を講じながらも撮影ができるようになっていることが昨年とは違いますが、私はスタッフの姿勢が変化していることが大きいと考えています。

「仕事は追いかけるもの」と言いますが、実際は「仕事に追われてしまう」ことのほうが多いのではないでしょうか。ふぉとすてっぷのこれまでを振り返っても、「目の前にある仕事を必死で処理する」ことに追われていたように思います。そのような仕事は消耗も大きいですし、仕事が終わらなければ残業しなければなりません。

今期のスタッフの仕事ぶりを見ていると、「仕事を追いかける感覚」をつかんできた人が増えてきたと感じています。もちろん不足はまだまだあるのですが、前向きにいろいろチャレンジすれば、次々と課題が見えてきて、考えることも増えてきます。仕事に追われているときには考えられなかったことが、仕事を追うようになれば考えられるようになるのでしょう。

下半期は運動会、発表会と撮影で大忙しのはず・・・

今の感染状況で本当にオリンピックをやるのでしょうか。しかも観客を入れる方向で検討されています。オリンピックがやれるなら運動会や発表会は間違いなく実施できるはずですが、万が一にも感染再拡大で秋の行事が中止になってしまうと、またもや苦境に立たされてしまいます。心配は尽きませんが、下半期もスタッフの成長を力に、さらに「よい仕事」をしていきたいと思います。

この文章を書きながら、これまで何度も読み返した本を手に取っています。それは経営コンサルタントの小宮一慶さんという方が書かれた【どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座】という本なのですが、あらためて目次を読み返していると、今のふぉとすてっぷの行き方が間違っていないと思えたので、全部で5章ある中の3章までを書き出しておきます。

ふぉとすてっぷのスタッフは、自分の仕事の捉え方と照らしてイメージしてみてください。

第1章 ストラテジー力
1 「管理」よりも「方向づけ」
2 「未来予測」よりも「現在過去分析」
3 「目標」よりも「目的」
4 「新規事業」よりも「既存事業」
5 「売上高」よりも「シェア」
6 「下請け」よりも「自立」
7 「弱肉強食」よりも「優勝劣敗」
8 「オンリーワン」よりも「ナンバーワン」
9 「拡大志向」だけよりも「小さくなる能力」
10 「内部志向」よりも「外部志向」
11 「ES優先」よりも「CS優先」※ES(Employee Satisfaction 従業員満足度) CS(Customer Satisfaction お客さま満足度)
12 「モチベーションアップ」よりも「働きがい」

第2章 マーケティング力
1 「新規顧客開拓」よりも「既存のお客さま」
2 「他社の真似」よりも「他社との違い」
3 「価格で勝負」よりも「サービスで勝負」
4 「客観的一番」よりも「主観的一番」
5 「コンピュータ」よりも「ハート」
6 「満足」よりも「感動」
7 「商品開発」よりも「認知の努力」
8 「クレームゼロ」よりも「クレーム発生」

第3章 ヒューマンリソース・マネジメント力
1 「新規事業」よりも「人材育成」
2 「スキル」よりも「価値観」
3 「和気あいあい」よりも「切磋琢磨」
4 「横並び」よりも「信賞必罰」
5 「努力賞」よりも「メジャラブル」※メジャラブル(measurable 測定可能なこと)
6 「規制」よりも「自由」
7 「意識改革」よりも「小さな行動」
8 「意味」よりも「意識」
9 「報酬」よりも「誇りと信念」
10 「評価」よりも「幸せ」

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