シン・社長ブログ

2020年を振り返って|動画編集・卒園アルバム

コロナ禍への対応

2020年は特別な年になりました。全世界を襲った新型コロナウィルスは、私たちの生活や仕事にかつてない影響を及ぼし、私たちも5月~9月まで売上が激減してとても苦しみました。10月頃からは、コロナ対応策をとりながらも運動会や発表会が開催され、だんだん仕事も元の状態に戻ってきたのですが、それでも11月までは前年度の売上には届きませんでした。

12月になりコロナ第3波の不安を感じながらも「12月こそ何としても業績を回復して来年に弾みをつけよう」とスタッフ全員で頑張っています。低迷していた売上も昨年12月を上回るペースで伸びてきているので、あと10日間、上向きな状態で2020年を締めくくるためのラストスパートに入っています。「やればできる」と自信を取り戻し、2021年のスタートを元気に切りたいのです。

動画編集サービスを始めてみて

コロナ対策で、観客を入れないで運動会や発表会を行ったり、やむなく行事を中止する園もある中、「収録した映像を編集してもらえないか」と保育園の先生から相談されたのがきっかけで「動画編集サービス」を始めました。私たちにも「今までと同じことをしていてはこの苦境を乗り切れない」という危機感があり、是非!とお受けしたのです。はじめに依頼された案件は運動会の動画編集でしたが、やってみて何よりも手応えがあったのは「保育園との共同作業」の良さを感じられたことでした。

心の通う関係を諦めない

私はかねてから「保育園、幼稚園の撮影、販売事業」は「WIN-WINの関係」であるべきと考えていました。そうは言っても、保育園、幼稚園の写真サービスはインターネット販売が主流になり、この業界に参入してくる会社さんが増えてきて、「価格競争」も熾烈になっています。「ふぉとすてっぷ」の写真販売価格は決して高くないはずですが、「心の通い合う関係」などという理想は、熾烈な競争の中で吹き飛んでしまうのではないかという心配もありました。

【動画編集サービス】を「ふぉとすてっぷ」の一つのサービスとして打ち出したところ、現在もたくさんのお問い合わせをいただいています。先生方が心配されるのは、「ちゃんと撮れるのかしら?」ということですが、プロカメラマンのようなカメラワークはそもそも不要ですし、収録時にいくつかのことを気をつければ、編集によって「立派な作品」が生まれます。収録前に記録形式などのビデオカメラの設定や、撮影の仕方のアドバイスもしていますので、ご遠慮なくご相談ください。

WEB版卒園アルバム制作ツールのリリース

もう一つ、2020年のチャレンジは新しい「卒園アルバム制作ツール」のリリースでした。もともと2021年4月のリリースを考えていたのですが、お客さまからの要望もあり、制作会社と話し合って2020年10月のリリースを目指しました。実際は「10月の完成」は叶わず「条件付きの11月中旬リリース」となりました。

ひとまず、編集作業を進められるようになっていますが、お客さまにご利用いただく中で、テスト段階で発見できなかった不具合が見つかります。今は今月の「お試しpdf出力」「入稿機能」リリースのためにシステム会社も全力で頑張っているのですが、新しいツールを開発するのは大変なことだと改めて痛感しております。ご不便をおかけしたお客さまもおりますが、素晴らしい制作ツールになるよう改良を加えて参りますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

2021年はスタッフの人間力で会社を成長させたい

困難だった2020年を何とか乗り切り、長らく停滞していた業績をやっと回復基調に持ち直してこれたのは、ひとえにスタッフの頑張りのおかげです。でも私は、まだまだ伸びしろがあると思っています。どうしたらもっと良くなるのか、どうしたらもっと売れるのか、どうしたらもっとお客さまに喜ばれるのか、いつも考えることをやめないで、自分の仕事を改善していく。それはとてもやりがいがある働き方のはずです。

2020年に経験したこと、考えたことを力にして、2021年の発展につなげていく決意でおります。来年もよろしくお願いいたします。

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