皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
昨日の新聞に、経団連会長と連合会長との間で、繁忙期の残業時間の上限が「月100時間未満」で決着したという記事がありました。経団連は「100時間以下」を主張し、「100時間未満」を主張する連合と対立していたそうですが、「100時間以下」と「100時間未満」の対立って、働く立場から見てどれだけの差があるというのでしょう。「100時間は決定かいっ!」とあきれてしまいます。
タイムカードが15分刻みだとして、99時間45分ならしっかり「100時間未満」だということになりますが、月に100時間残業というのはまさに「過労死ライン」。9:00~18:00が通常勤務時間になっている「ふぉとすてっぷ」の場合、(月)~(金)まで毎日23:00まで働いて残業100時間です。これはありえませんね。
3月は「ふぉとすてっぷ」の繁忙期ですので、昨年3月の残業時間を調べてみましたが、多い人で30時間を超えているくらいでした。繁忙期を含めた年間の上限が720時間というので、月平均で60時間とすると、繁忙期で30時間の「ふぉとすてっぷ」は残業が少ない会社だと言えると思います。
繁忙期に人員を合わせるのは経費的に厳しいので「残業0」というのは「ふぉとすてっぷ」にも難しいですし、なかなか有給休暇が取れないという現実もあります。でも、よい仕事をするためにはよい休養が必要なのは間違いありませんし、残業が少なくても給料が上がらなければ辛いので、口で言うのは簡単ですが「よい仕事をして収益が上がって給料も上がる」という理想をしっかり掲げて、働きがいのある職場を作りたいと思っています。