卒園アルバム制作のゴールが見えてきて、入稿を目前にした今。長い時間をかけて作ってきたアルバムだからこそ、最後の見直しはとても大切です。
今回は見落としがちなポイントや、入稿前にチェックしたい項目をまとめて紹介します!
誤字・脱字・名前の表記ミスは無いですか?
名前の漢字やアンケートの文章、先生からのメッセージなど、アルバムには写真の他に文字情報も沢山ありますよね。
よくあるのが漢字の旧字体など表記の間違いです。
例:「高橋」ではなく「髙橋」、「斉藤」ではなく「齊藤」など、同じ読み方でも表記が変わる場合は要注意です!
名簿などと照らし合わせて、正式な表記を再確認しましょう。また、フォントや文字サイズの統一、読みやすい色かも合わせて確認するのがおすすめです。

名前の他にも「ドッジボール」と「ドッチボール」など、表記にバラつきがある場合はどちらかに揃えると統一感が増します。
保護者や先生からのメッセージは、ひらがなで入力されていることが多いです。
文章は、ぱっと見ただけだとミスに気付きにくくそのまま読めてしまいますが、ゆっくり一行ずつ読み直すと誤字・脱字を発見しやすいです。
声に出して読み上げて確認するのもおすすめです。

年度や日付は正しいですか?
お誕生日や身長・体重などプロフィールページに入力した数値(単位)や、行事の開催日などを入れる場合は日付が正しいか再確認すると安心です。
特に「20●●年」と「20●●年度」と表記が混在する場合は要注意です。
テンプレートにはあらかじめ仮のテキストが入っているデザインもあるので、正しい表記に変更するのを忘れずに!

レイアウトは仕上がりライン内に収まっていますか?
制作ツールの編集画面には、仕上がりをイメージできるように【赤い実線】と【赤い点線】のガイドが表示されています。
外側の【赤い実線】のガイドが印刷・製本後の仕上がり範囲です。
写真やテキストなどの重要な要素は余裕を持って【赤い点線】の範囲内に配置するようにしましょう。

中央の折り目部分と大事な写真が被っていませんか?
制作ツールの編集画面に表示されているページ中央の【赤い実線】はページの折り目になる部分です。
実際のアルバムはページがフラット(水平)に開きますが、折り目の跡はつくため、写真を配置する際は中央線からお顔を避けて配置しましょう。

使わなかった写真枠やスタンプは残っていませんか?
候補として配置していたスタンプや写真枠、ほかにもクラスページ・プロフィールページで人数をあわせるために減らしたテキストなど…消し忘れはありませんか?
最終的に使わなかったものは削除して保存しましょう! 背景と同系色の文字やスタンプは見えにくいため、ご注意ください。

写真やスタンプが隠れていませんか?
制作ツールでは、編集画面上に新しく配置したものが最前面になる仕様です。
下に隠れてしまったスタンプや文字、写真があれば、「重ね順」を変更しましょう。

確認のコツ
今回「入稿前に見直したい」というテーマで注意点をいくつか紹介しましたが、ギリギリになって全部を確認するのは大変ですよね。
修正する必要が出てきてしまうとその分の作業時間もかかってしまいます。
入稿期日のあるアルバム制作だからこそ、日々のご制作の際には意識して、余裕を持ったスケジュールで進めていただけるのがベストです。
また、複数人でご制作されている場合は、自身で担当したページは別の方に見直していただくと、自分では気付けなかったことも発見しやすくなります。
レイアウト確認の際には、編集画面上でチェックするだけでなく、「仕上がり確認PDFまたはJPEG」を出力してページ全体の確認がおすすめです。
仕上がり確認のPDF・JPEGについては、来週のすてっぷcafeにて詳しく紹介いたします。こちらの更新もぜひチェックしてみてくださいね。
おわりに
卒園アルバム工房ではお客様にデータをご入稿いただいた後、スタッフが丁寧に点検を行っています。
そこで同じ写真が使われていたり、レイアウトがはみ出ていたり気になる点があった際には、お客様に確認のご連絡をしています。
ですが、お名前や写真が違うなど弊社ではなかなか判断がつかずに気が付けないこともございます。
印刷・製本され、お手元に届いた後に「あっ」とミスを発見したり見落としを防ぐために、ぜひ入稿前にはご必ず確認をお願いいたします。
制作に不安がある方や、レイアウトのご相談などいつでもお気軽にお問合せください。
★ご制作中のお客様への定期連絡にも取り組んでいます!詳しくはこちら↓