皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
今日は7月1日、川崎市の市制記念日です。出勤時に登校する子どもたちを見かけなかったのは、川崎市立の小中学校はお休みだからですね。
「ふぉとすてっぷ」(株式会社ステップ)は2008年7月1日に設立しました。前職は愛知、岐阜、三重の東海3県を基盤に仕事をしていましたが、独立にあたり生まれ育った川崎市に根付いて仕事をしたいと思い、ならば川崎市制記念日に合わせて設立するのがいいだろうと考えたのです。
今日会社に向かいながら「今日のブログは会社設立時のことでも書こうかな」と、いろいろと思い出していましたところ、お恥ずかしいエピソードや、多くの人に助かられたこと、またよく頑張ったよなと当時の自分を誉めてやりたいことなどもよみがえってきました。それならば、数日かかっても設立当時のことを振り返ってまとめてみようと考えた次第です。当時を振り返って初心に立ち返えれば、今の仕事にも何かしら役に立つかもしれません。
という訳で、今日は手始めに会社設立までの2週間を振り返ります。
私の記憶では、勤めていた会社をやめたのが2008年6月18日でした。突然会社をやめてくる夫(父親)をもった家族は大変ですが、元来行動してから考えるタイプなので仕方ありません。(「行動してから考える」というとあまりに脳天気ですが、「走りながら考える」ということにしておけば陸上の為末大さんみたいでかっこいいですね。)
会社の本棚を探して1冊の本が見つけました。それは柳内みゆきさんという方が書いている『ママさん社長がやさしく教える会社設立のてびき』という本です。会社をやめて真っ先に購入したのがこの本だったと思います。会社を辞める前にも独立を考えている人向けの雑誌などは読んでいましたが、それらは会社をやめる決意をするためのものだったような気がします。
目次を見ると
1.会社設立手続きの前に知っておきたいこと
2.会社名と事業内容を決めましょう
3.サンプルの書類を印刷・記入しましょう
4.法務局へ相談に行きましょう
5.公証人役場で定款の認証を受けましょう
6.資本金の払い込みをしましょう
7.会社の登記申請を行いましょう
8.定款を変更し、新会社法に対応しましょう
とあります。8はすでに会社を持っている人に向けた解説なので、1~7までをこの本に書いてあるとおりに順番に進めていったら会社ができました。7月1日に設立したいと法務局にも相談したので、間に合うように効率よく進められたのかもしれません。
パラパラと中を見てみると「商号候補のリスト」というページに当時考えた11の会社名が書き出してありました。その中に「株式会社ステップ」がないのが不思議ですが、当時は2週間で会社が設立できたことで何か大きな仕事をしたような錯覚をし、おめでたいことに「幸先の良いスタートが切れた!」という気持ちになっていたように思います。
そのような楽天的な性格のおかげで、悲壮感はまったくなく「前途は明るく開けている!」という思いで会社をスタートさせたことだけは間違いありません。