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人間力で勝負しよう|「あまりペコペコするな」の補足1

皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

先日のブログ「WIN-WINの関係作り」の最後に、社員に「あまりペコペコするな」と言うことがあると書きました。ちゃんと本意を書かないと誤解を招くと思っていたので、何かよい説明ができないものかと日曜日に本を読んだりしていました。

ふぉとすてっぷの若い社員にプレゼントした『働く君に贈る25の言葉』という本のことを以前のブログで書きました。この本の著者である東レ経営研究所社長の佐々木常夫さんが書いている他の本を読んだのですが、その中になるほどそうだと納得した部分があったので紹介します。

その本は役職を持っている人向けに書いたビジネス書で『部下を定時に帰す「仕事術」』という、タイトルだけ見ると「できる上司になるためのノウハウ書」みたいですが、佐々木さんの人間味があふれ出ている内容で、とても参考になりました。

“「礼儀正しさ」に勝る攻撃力はない”という部分で、仕事をする上で大切なのは「人間力」だとおっしゃっていますが、「人間力のある人」とは「基本的なことがきちんとできる人」であり、その「基本的なこと」とは幼稚園の時に教わったことだというのです。

・人に会ったら挨拶しなさい
・みんなと仲良く遊びなさい
・人を仲間はずれにしたらいけません
・間違ったことをしたら、勇気をもってごめんなさいといいなさい

佐々木さんが例に挙げているのは上のことですが、どう思われますか。佐々木さんは、

上の基本的なことをきちんとできる人が「人間力のある人」であり、人に信頼されてリーダーになりうる人だと思います。会社で偉くなるには、当然一定のスキルが必要です。しかし、仕事に真面目に取り組んでいる人たちが、スキル面でそれほど差が出るとは思えません。

大きな差がつくのは、「人間性」というか「人間力」といったものではないでしょうか。「人に対していつでも心を開いて受け入れられる人」「自分に謙虚な人」。そのような人こそ、まわりの人を惹きつけ、組織をまとめあげることができる「リーダー」ではないかと思います。

と、この項目を結ばれています。ふぉとすてっぷにもリーダーはいますが、所詮13名の小さな組織ですから、みんなで「人間力アップ」を目指したいと思います。

話を聞くときに、しっかり相手のことを考え、相手のご苦労の内容を正しく理解する。
こちらの不手際はしっかり謝罪しつつも、問題解決のために真摯に努力する。
問題から逃げないで誠実に対応する。

それはただ「ペコペコする」のとは次元の違うことなのだというようなことを言いたいのですが、難しいですね。また別の角度から「あまりペコペコするな」の意味を考えてみたいと思います。

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