皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
お客さまから「データが読めなくなってしまった」とSDカードを託されることがあります。認識しなくなってしまったSDカードはフォーマットすれば認識するようになります。保存されているデータを復元するためには、一度フォーマットして、つまりデータの削除をして、それから復元ソフトを使ってデータを復元しています。経験的には「うっかり削除してしまったデータ」は、ほぼ100%復元できていると思います。
さて最近「データの復元」が話題になっています。それは、ジャパンライフ元会長を含む「桜を見る会」への招待者名簿が、野党議員から資料請求のあった1時間後にシュレッダーにかけ廃棄された件に関して、その「データの復元」ができるかどうかの話です。
首相や内閣府の担当者の説明によると「サーバー自体のデータがなくなり、バックアップデータも上書きされた場合、復元する方法はないと聞いている」ということですが、ひとまず「やれるだけのことはやってみましょう」と言いたいのです。内閣府の場合、普通に考えれば、データを保管する都合上「そろそろ削除しても問題ないだろう」というデータを削除するのだと思います。税金を使って行われた公的行事の記録を削除してしまうこと自体が問題ではありますが、そのように削除したデータなら100%復元できます。
逆に「どうしても復元されたら困るデータ」を削除する場合、もっとも確実なのはハードディスク等の保存媒体を破壊すること、それが出来ない場合は、何度も何度も上書きして、削除したいデータの上に別のデータを大量に重ねて復元できなくする方法です。復元できないようにすることのほうが大きな手間がかかるのです。
もういい加減、子どもだましの言い訳を聞かされ続けるのは嫌ですね。反社会的勢力とのつながりの問題にしても、もし芸能人がそのような人たちとつながって、宣伝に利用されていたら大変な騒ぎになるし、その芸能人はすさまじく批難されるはずです。そもそも安倍事務所には公職選挙法違反という犯罪の疑惑がかけられているのですから、疑惑を晴らすために本来なら「データの復元」に全力を尽くすべきでしょう。
残念ながら、そんな正論をいくら言っても「国民が忘れるのを待つ作戦」なのでしょうから、テレビも新聞も引き続き取り上げ続けてくださいませ。