皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
この週末の撮影は、いつも仕事をしていただいているカメラマンさんばかりで安心でした。カメラマンさんたちが朝家を出て、現場に入ったことを確認すれば私の仕事は終了。この2日間はやりたいと思っていたことを実行しようと決めて、アクティブに過ごしました。今日はその簡単なご報告です。
そう考えたきっかけは『秩父夜祭』です。大祭の12月3日が土曜日だったので、今年見ておかないと今度いつ行けるかわからないなと思ったのでした。そしてせっかく秩父まで出かけるのだし、夜遅く帰ってくるのも辛いので、どこかで1泊して日曜日も有意義に過ごそうと決めました。
『秩父夜祭』はユネスコの無形文化遺産登録が決まったこともあり、すごい人の数で、ニュースでは史上最高の38万6千人と伝えていました。見物客の中を粘り強く前進し、ようやく二列目までたどり着けたので、「ワッショイ!ワッショイ!と曳山(ひきやま)を引く人たちと目が合い、お囃子もよく聞こえて楽しいひとときを過ごすことができました。
もともと家に帰るつもりはなかったのですが、所沢で人身事故があって電車がなかなか動かないというハプニングもあり、所沢で一拍。日曜日は新宿まで戻ってきて、映画を2本観ました。
1本目は『シン・ゴジラ』。以前から観たいと思っていたのにタイミングが合わず違う映画を観てしまったりしていて、もう観ておかないと終わってしまうと心配していました。映画の評論はできませんが、感想は「とてもよかった」です。東日本大震災とあの原発事故の時に感じた恐怖から5年。日本というこの国がどこへ向かおうとしているのか、「想定外の」最悪の事態になったときに危機を乗り越える力が本当にあるのか、危機感と希望の両方を考えさせてくれるすばらしい映画だと思いました。
2本目は『この世界の片隅に』。こちらはもっと語れませんが、すごーく奥が深い映画だと思います。涙もろいほうなので号泣するのかと思っていましたが、けっこう冷静に観られました。戦争と人々の暮らしが本当に繊細に丁寧に描かれた作品です。こちらも評論は専門の方にお願いしますが、私の感想を一つ言わせていただけるなら主人公すずの声をつとめた「のんさん」がすごくよかった。映画を観た後は「すず」の声は「のんさん」以外は考えられないと思いました。
映画の合間には、都庁の展望台に上がってみたり、新宿御苑を散策したりと、温めていた企画を実行しました。夜は長男の高校野球部時代の仲間が我が家に来てくれて、楽しい晩餐になり、とても中身の濃い週末を過ごした割には疲れもなく、今日からまた仕事に頑張れそうです。