社長ブログ

写真への日付入れサービスについて

皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

今日は写真への日付入れサービスについて書きます。これはもともと保育園の保護者の方からのご要望でした。お店にプリントを出す時にも必ず日付を入れて、あとで写真が整理しやすいようにしているようです。確かに写真の右下に「2014.12.12」というように日付が入るのは、好き嫌いがあるとは思いますが便利な機能だと思います。

この写真への「日付入れ」については、2通りの方法があります。一つはカメラの設定で、撮影した画像に日付を焼き付ける機能です。1眼レフカメラにはこの機能は付いていないと思いますが、「タイムスタンプ」とか「日付入れ」などの名称で、ONにすると撮影した画像に日付が印字されます。こうして撮影した画像をPCで確認すると、通常右下に日付が印字されています。以前のフィルムカメラにもこの機能はあったので、皆さんもイメージしやすいと思います。

もう一つの方法は、上の「タイムスタンプ」はOFFにして、撮影した写真には日付が印字されないようにします。そしてそのデータをお店にプリントに出す時に「日付入れ」を希望する方法です。今は店頭にある機械にデータを読み込ませて、プリント枚数やプリントサイズを自分で選びますが、その時に「日付入れ」の有無を設定します。

この日付入れ機能の日付は、当然カメラで設定している日付です。「ふぉとすてっぷ」の日付入れサービスは、すべての写真に日付を入れるか、入れないかの選択性ですが、時々「写真への日付入れ」に関してお客様からお問い合わせをいただくことがあります。プロカメラマンの使用しているカメラの日付設定が正しくない可能性は低いので、この問題が起こるのは園が撮影した写真を販売する時です。

「日付入れ」を説明するために、ご理解いただきたい大事なことがあります。それは、exif(イグジフ)情報というものについてです。これはフィルムカメラ時代にはなかったもので、写真の撮影日時やカメラの機種名、絞りやISO感度などのカメラの設定、編集に使ったソフトフェアなど、さまざまな情報を含んだデータの集まりが、デジカメで写真を撮るとデータに自動的に付与されます。写真の日付入れは「写真の撮影日時」の情報を使っているわけです。それでは、起こりうる現象とその原因を書いてみますので、ご参考にしていただきたいと思います。

日付入れを希望していないのに、写真に日付が入っている。

これは「タイムスタンプ」機能がONになっていて、画像そのものに日付が印字されてしまっていることが原因です。

日付入れを希望したのに、日付が印字されていない写真がある。

これは、ふぉとすてっぷでお預りした画像を点検した時に、明らかに日付設定がおかしい場合があります。今日は2014年12月12日ですが、写真の日付を見ると2009年1月1日となっていたりします。このような場合は、間違った日付が写真に印字されないように、弊社がexif情報を削除します。

明らかにおかしな日付が印字されている。

これは、ふぉとすてっぷで発見できなかった日付設定の誤りです。例えば画像の日付をチェックした際に「2014年8月30日」となっていたとします。ところが、その写真を購入した方は「長袖を着て遊んでいるので明らかに冬の写真で8月のはずがない」というようなケースです。これは、弊社ではexif情報のチェックはしますが、1枚ずつ画像と日付を見比べて点検することは不可能なので、このようなことが起こりえます。

日付入れを希望したら、日付が二重に印字されてしまった。

これは、もともと日付が印字されている画像に、さらに日付を入れてプリントしてしまったことが原因です。これもすべての写真に日付が印字されていることがわかれば、exif情報を削除することで二重写しは防げますが、日付が印字されている写真とそうでない写真が混在している場合は、見つけきれない場合があります。

園には、その都度カメラの設定を直していただくようにお伝えしていますが、先生の個人のカメラで撮影することも多いようで、完璧に解決するのは難しいと思います。そこまでの管理は難しいから、はじめから「日付入れ」を行わない設定にしている園もたくさんあります。

カメラの設定については、この「日時」設定ともう一つ大事な「画像サイズ」設定があります。これについては、改めて書きたいと思います。

 

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