皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
今日は「ふるさと納税」について。昨日のネットニュースで「ふるさと納税」の「返礼品」が「賞味期限切れ」だったという記事を見ました。お正月には「おせち料理が元旦までに届かない」という不祥事もありました。
被害を受けた方々はとてもお気の毒ですが、私は「ふるさと納税」の「返礼品競争」について疑問を持っています。
私の父親は福島県出身で、ふるさとを応援したいと、福島の日本酒で晩酌をしたり、毎年福島県産の桃を取り寄せたりしていますし、私も意識して会津産のお米を購入しています。
そもそも「ふるさと納税」は「地方で生まれ育った人が都会へ出ていき、その結果、都会に税収が集中することを緩和しよう」という趣旨から「生まれ育った地方に恩返し」「応援したい自治体に寄付」という意味合いで始まったことだと私は理解しています。
私は「川崎生まれ、川崎育ち」で「ふるさと納税」をしたことがありませんが、川崎市は「ふるさと納税」で市税流出が止まらず、減収56億円という額は全国ワーストなのだそうです。
「ふるさと納税」によって市税が流出していることを知らない方も多いようですし、「地方活性のための対策」は引き続き必要だとしても、「ふるさと納税」の仕組みは一度冷静になって考え直す時期に来ているのではないかと思います。

川崎市のポスター