社長ブログ

他人への自己責任論に思うこと

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

もう金曜日です。今週は写真販売の作業を皆で頑張り、月曜日から木曜日の4日間で、運動会などのカメラマンが撮影した写真は42件、先生方が撮影した写真は10件を販売開始することができました。今日もどんどん作業を進めますから、今週は合わせて60件ほどの写真を販売できる見通しです。

それでも運動会の写真は、まだ1ヵ月程度お待ちいただいている状況が続いているのですが、ようやくお待ちいただく期間が短くなる見通しが立ってきました。

写真販売をお待たせしているので、一日でも早くサンプルをお届けしようと私も配達を手伝っているのですが、車で聞いていたラジオでちょっとビックリした内容がありました。それは、香港理工大占拠を巡る衝突で、同大学近くで逮捕されてしまった日本人大学生に対して、またもやその人の「自己責任」だと言う意見が出ているというのです。

「逮捕自体が不当だから当然釈放されたわけで、自己責任を唱える人たちはどういう感覚なんだろう?」と私は不思議に思いました。そんなことを考えていたら、以前観た映画を思い出しました。それは周防正行監督の『それでもボクはやっていない』という映画です。主人公の若者が満員電車で痴漢容疑で逮捕されてしまいます。無実を証言してくれる同乗者の女性がいたり、位置関係から被害者の女性に手が届かないことが実証できたにも関わらず、有罪判決を言い渡されてしまう内容でした。

どうしてその映画を思い出したかというと、先の日本人大学生に対して「自己責任」を唱える人は、もし自分が電車内で痴漢の容疑で逮捕されたとしても、それは「満員電車に乗ってしまった自分の責任」とでも言うのでしょうか。他人のことなら言うのかもしれませんが、自分のことだったらどうするのかな?そんなことをふと考えたのでした。

 

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