社長ブログ

機材紹介 あまり陽の当たらない機材から

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

昨日に引き続き、今日は機材紹介をしたいと思います。どのように紹介するか考えたのですが、これまでの仕事を振り返りながら、以前はとてもお世話になったのに最近ではあまり使われなくなってしまったこの1台から紹介したいと思います。はじめにお断りしておくのは、ふぉとすてっぷではニコンのカメラを使用しています。ニコンとキャノンの好き嫌いを論じても結論は出ませんし、ふぉとすてっぷの仕事をしていただいているカメラマンでキャノンのカメラを使っている人もたくさんいますので、ニコンとキャノンのどちらがいいかということではありません。念のため。

紹介するのはD300Sというカメラです。私が独立して最初に手にしたデジタルカメラがニコンD300というカメラでした。デジタルカメラなしに今のような業態はあり得なかったので、デジタル化あってのふぉとすてっぷであることは間違いありません。私もそれまではフィルムカメラを使っていたので、フィルムとデジタルの善し悪しを語るつもりも当然ありません。(笑)

D300は2台ありましたが、どちらも契約カメラマンに譲ってしまったので、今会社にあるのは3台目に購入したD300Sです。画像はニコンのホームページから頂戴しています。

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D300Sは2009年8月に発売されているのでもう6年前です。前身のD300は2007年11月発売ですので、ふぉとすてっぷが誕生した2008年7月時点では、最新のカメラだったわけです。そのことで一つ思い出したことがあります。当時カメラを選ぶ際に、このニコンのD300とキャノンのEOS 40Dというカメラを候補に挙げていました。D300のほうが少しだけ新しく、性能も少しいいように思ったのでD300を選んだのですが、2ヵ月後にEOS 50Dというカメラが発売されたので、その時点ならキャノンを選んでいたのではないかと思います。ふぉとすてっぷがニコンのカメラを使っているのは、この程度の理由なのです。

デジタル一眼レフカメラには撮像素子の違いで、35mmフィルムのサイズに準じたFXフォーマット(約36×24mm)と、DXフォーマット(約24mm×16mm)がありますが、D300SはDXフォーマットです。フィルムにあたる部分が少し小さい訳ですが、アマチュアの写真好きの方が使われているデジタル一眼レフカメラは、DXフォーマット(キャノンではAPS-Cサイズといいます)のほうが多いのではないかと思います。

写真を見ていただくとわかりますが、ボディはしっかり頑丈に作られています。だから重さもそれなりにあるのですが、軽量のカメラが好まれるためか、今販売されているDXフォーマットのカメラはもっとコンパクトなものばかりです。このD300Sのように頑丈なボディのDX機種が欲しいのですが販売されません。ニコンにも要望が上がっているとよく聞きますが、残念な限りです。ふぉとすてっぷの仕事では、サブ機として頑丈なDXフォーマットのカメラがあると大変重宝すると思います。

このD300Sは、可愛そうなことに最後まで会社の防湿庫に残っていますので、私が撮影に行くときはサブ機として持って行くようにしています。さすがに室内では画質の差が目立ってしまいますが、野外の撮影ならばまだまだ現役で行けると思っています。

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