皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
昨日参加した『ペップトークセミナー』はとても良かったです。「ペップトーク」とは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチのことと、昨日のブログでも書きましたが、岩﨑由純氏がペップトークを紹介する時に「選手がスポーツの技や力を磨くように、リーダーは言葉の力を磨くのだ」というお話がありました。まさに昨日のセミナーは「言葉の力」というものを考えさせられる貴重な時間となりました。
岩﨑氏の話術や映像も駆使した講演の構成が素晴らしいのですが、涙もろい私などは、最後に見せていただいた幼稚園児が10段の跳び箱に挑戦する映像を見て号泣してしまいました。入院することになった母親を励ましたいと何度もチャレンジする男の子に対して、先生が「年長さん、力を貸してやってくれ」というと、年長さんみんなが輪になって「できる!できる!できる!」とエールを送り、その後その男の子が見事に跳び箱10段に成功するという奇跡の実話です。ネットで「跳び箱10段 幼稚園児 実話」などと検索してみたら、その映像や記事がいろいろ見つかりました。よろしければご覧ください。
話を「言葉の力」に戻しますが、確かに日本語は目的語が初めにくるので、「ミスをするな」「嘘をつくな」「ボケッとするな」というと、後半で否定していても「ミス」「嘘」「ボケッ」といったネガティブな言葉のイメージが残ります。否定語ではなく「して欲しい」言葉に変換することが大切なのだと。「ミスをするな」は「決めてこい!」、「嘘をつくな」は「正直に話そう」、「ボケッとするな」は「集中しよう」という具合でしょうか。
昨日の講演の内容をすべてお伝えすることはできませんが、日頃からもっと自分の発する言葉を意識したり、磨く努力をしたいと思えた素晴らしい講演会でした。
余談ですが、岩﨑由純氏は社会人女子バレーチーム「NECレッドロケッツ」のコンディショニングアドバイザーもされていて、「NECレッドロケッツ」の部長さんや事務局の女性(背が高く元選手だと思いました)とも挨拶をさせていただきました。
私の息子が卒業した川崎市立橘高校は、男女ともにバレーボールの強豪校で、今年も全国大会に男女揃って出場します。レッドロケッツには、息子の一つ上の学年で全日本でも活躍している島村春世選手、そして2学年下の塚田しおり選手と、二人も橘高校出身の選手がいますし、現在は企業スポーツチームですが、もっと川崎市に根付くチームにしていきたいと部長さんもおっしゃっていたので、フロンターレばかりでなく、レッドロケッツも応援していこうかという気持ちになりました。
フロンターレサポーターとしては「とどろきを赤く染めよう」とか言われると、Jリーグのライバルチームのイメージから少なからず抵抗がありますが(笑)、「レッドロケッツ」ですから仕方ありません。