皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
ここのところ、他の写真業者さんを利用してきた保育園とお話をさせていただく機会が多く、他社さんの仕事の内容をお聞きしてビックリします。細かいことは書けませんが、いろいろ違うことがありました。わかりやすいところでは販売している写真の価格。これははっきり言って「ふぉとすてっぷ」よりずいぶん高かったです。そんな価格設定で大丈夫なのかと、強気な姿勢がうらやましくもありますが、その点、ふぉとすてっぷは見事に弱気です。利益率が低いということは商売としてはダメですね(笑)。
もう一つは、写真を販売するまでの作業は、かなりの部分をカメラマンさんや園の先生方に依拠していること。これもビックリでした。「ふぉとすてっぷ」の場合は、カメラマンや園の先生から販売するデータを預かってから、保護者の皆さまに閲覧・購入していただくまでの仕事にかなりの時間と労力を費やしています。撮影の打ち合わせと販売の準備に日々追われているのです。逆に言うと販売した写真がどれくらい売れているかという数字の整理や園へのフィードバックまで手が回っておらず、これはふぉとすてっぷの緊急の課題ですね。伺った保育園で行事ごとの販売数がわかる資料を見せていただきましたが、その会社のスタッフの方々は販売した後の仕事をしっかりされているのだなと思います。
販売状況をしっかり管理するのは商売として当たり前のことですし、どちらが儲かるかという視点でみると「ふぉとすてっぷ」はとても遅れていますが、でも、私はずっと「私たちもできるだけ頑張るから、私たちだけが痛い目に遭わないように保育園さんも協力してくださいね」というスタンスでやってきました。このスタンスを「ふぉとすてっぷ」の若いスタッフにも貫いてほしいと思い、日頃から話し合っています。
理想は「カメラマンによい写真を撮ってもらう→保護者の方々がよろこんでたくさん写真を買ってくださる→弊社も利益が出て、カメラマンさんによいギャラが払える→カメラマンはよりよい写真を撮ってくれる」という好循環を生み出していくことです。園児数が少ない小規模な保育園も増えているので、写真の売り上げからカメラマンのギャラを払い、利益を出していくのは簡単ではありませんが、このサービスの仕組みを先生方や保護者の方々にもご理解いただき、「保護者の皆さまへよい写真をお届けする」という共通の目標に向かって力を合わせられる関係を築いていきたいと思います。