かわさき☆えるぼし認証企業に認証
弊社は昨年【かわさき☆えるぼし認証企業】に認証されました。申請のきっかけは「実際に女性が活躍している職場なのだから、このような認証を受けることで社員の励みになるのでは?」と考えたことでした。その後、12年間頑張ってきた社員カメラマンのSさんが今年の3月末に退職し、個人事業主のカメラマンとして独立しました。私をはじめ残る社員は皆、彼のチャレンジを尊重し、独立を応援しようと決めたのですが、その結果、私以外は全員女性の会社になりました。
男性を採用してこなかったわけではないのですが、気がつけば圧倒的に女性が活躍する会社になっていました。契約カメラマンには男性がたくさんいますが、弊社の社員は、撮影の打ち合わせや納品後のフィードバックを丁寧に取り組みながら、彼らとの信頼関係作りに日々努力しています。
また、唯一の男性である私も「業務のプロセスには口を出さない」というスタンスを一生懸命守り、社員は企業理念を共有し、行動ルールを守るために行動し、決めた業務目標の達成に日々取り組んでいます。実際のところ、社内に男性がいない不便を感じることがほとんどないので(ゴキ○○ちゃんが出没した時には私が頼りにされますが)、恐らく今後も女性が活躍する職場であり続けるだろうと考えています。
だれをバスに乗せるか
ジム・コリンズ著『ビジョナリーカンパニー② 飛躍の法則』という本に『だれをバスに乗せるか 最初に人を選び、その後に目標を選ぶ』とあるのですが、私たちの会社は「適切な人がバスに乗り、適切な人がそれぞれふさわしい席についている」状態です。【自走する組織】にしたいという思いは以前からありましたが、私が何かと細かく口を出していた時は、なかなか理想に近づけませんでした。これではダメだと私もたくさん勉強し、考え方や姿勢を変える努力をしてきました。その甲斐あって、社員が困難な仕事にも明るく元気に向き合っている姿を毎日見ることができますし、毎月のコミュニケーションボックスには、社員同士で感謝し合っている気持ちが表現されていて感動します。
対等平等なパートナー関係を目指す
私たちの企業理念は「子育てに励む保護者、豊かな保育を創造する保育者のパートナーなる」です。弊社のサービスをご利用いただく保育園、幼稚園、そして保護者とは、業務を通じて信頼関係を築き、対等平等なパートナーになりたい!。それは全社員同じ気持ちですから、そこをブレずに仕事をしようとすると、時には厳しい決断も迫られます。詳しいことは書けませんが、長年お付き合いのあった大口のお客さまとの契約を円満に終了しました。70園以上の保育園の仕事が減ったため、売上への影響は避けられませんが、コロナ禍の2020年の後にV字回復できたように、今は社員一丸となって行動ルールを実践し、業務目標達成に努力しています。
【私たちの5つのお約束】の3番目に「私たちはお客さまに心を込めた良いサービスを提供し、その対価として、正当な利益を上げることに全力を尽くします。」とあります。良い仕事をしていても利益を上げることができなければ社員の幸せを実現できませんから、業務を通じて私たちのファンになってくださるお客さまが増え、確実に業績アップにつなげていけるよう、社員皆で頑張ります。