皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
ふぉとすてっぷマイページでは、写真を購入する際に写真に「撮影日時の日付」を「入れるか」「入れないか」を選択できるようになっています。ご存知の方も多いと思いますが、デジタルカメラで撮影した画像データにはいろいろな情報が付属しています。exif(イグジフ)情報と言いますが、カメラの製造元やモデルから撮影時の絞り値、シャッタースピードなどなど、様々な情報が1枚1枚の写真データに付属しています。「日付入れ」はexif情報の中の「撮影日時」の情報を引っ張ってきて、写真にプリントすることになります。
「先ほど写真を注文したのですが『日付入れなし』を『日付入れあり』に変更していただけますか」というご依頼が時々あるので、今日はその対応方法についてお知らせしておきたいと思い、このブログに書くことにしました。上のようなご依頼があると、弊社のスタッフはご希望通り対応しているのですが、どのようにしているかというと、そのお客さまの注文した写真を確認しながら、もう一度注文し直すという、とても原始的な対応をしているということをお伝えしたかったのです。
どうしてそのような対応になっているかをご説明します。
皆さまがマイページで写真を選択し、注文処理を行った時点で、皆さまがご注文した写真をプリントするための指示データが出来上がります。この指示データを写真をプリントする機械に読み込ませると、そのお客さまの選択した写真をお客さまの指定したサイズ、枚数でプリントするというとても便利な仕組みです。このような仕組みのおかげでお客さまのご注文の通りに間違わずに写真をプリントできるのですが、反対にその指示データを修正するのはとても繊細な作業になります。その指示データはPCで表示することができるので、「日付を入れない」という指示を、例えば「2015.5.25と入れる」というように書き換えれることはできますが、人の手でやるのはとても大変なので、結局、もう一度そのお客さまに成り代わってマイページで写真を選び直す方が間違いがないということになるわけです。
ということで、最後に今日のお願いを申し上げます。このブログを読んでくださった方が、今後、「日付入れ」の指示を間違えて注文してしまって、変更したいなと思われた時には、
「先ほど写真を注文したのですが『日付入れなし』を『日付入れあり』に変更していただけますか」
とお願いされるより、
「注文内容を変更して注文し直すので、先ほどの注文はキャンセルしてください」
とお願いされるほうが、作業量が少なく大変助かります!というお話でした。
補足ですが、園の先生方が撮影している写真を販売している園の場合、園で使用しているカメラの日付設定を常に正しくしておくことが難しい場合があります。一度設定すれば狂わないはずだと思われる方もいらっしゃるでしょう。普通はその通りなのですが、カメラが古くなるとデータ保存用に内蔵されているバッテリーが寿命になり、通常使っているバッテリーをカメラから取り外すと日付が初期設定に戻ってしまいます。気がついたら「2007.1.5」になっていた場合、4日前にバッテリーを外したため、初期設定の「2007.1.1」に戻ってしまったのだろうということです。
そのようなケースが起こりうるので、はじめから「日付入れ」サービスを使っていない園もあります。今まで「日付入れ」など気にしたことがないなと思われる方は、きっと「日付入れ」サービスを利用していない園だと思います。