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神奈川新聞掲載のIR考「経済効果」

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

今日は昨日の続きです。

経済効果

市長=消費額は4500億円~7400億円。雇用創出は7万7千人~12万7千人。地方自治体の増収は820億円~1200億円。これは事業者からの情報。この数字を見込んで投資が始まる。

村尾氏 「米国でカジノを計画する際に、最初にするのがラジオやテレビ、新聞、インターネットで『いかにこの街にいいことなのか』ということを少しずつ呼び掛ける。2年ぐらいかけて、市長や街の有志の人たちを抱き込む。それで、『いくらぐらいの税がもうかる』というサンプルを出す。実際に開けてみないと分からないが、サンプルでいい例を出す。それから『何人雇用できるようになる、そうすると街にどれだけのお金が入るようになる』と伝える。そして、周囲から人が集まるとして、地元の店に客が来るということも含めた想定をグラフにして、プレゼンテーションを何度か繰り返す。ラジオ番組に出たり、テレビ番組のトークショーで話したりするなど少しずつ。それで(市民の理解が)51%以上になれば勝ち」

「(僕は)例えば、米ボルティモアやセントルイスの主要な街のダウンタウンにカジノを作っている。そこは地元の人からお金を取るため。広告では『いろんな人がカジノに来るから、地元に税が落ち、人が雇える』と訴えて、すごくきれいな写真を使い、店舗やレストランが入って街が活性化すると宣伝する。しかし実際はカジノから一歩も街に出ないようにデザインする。街に還元なんてあり得ない。あったら僕らの負け」

(神奈川新聞掲載のIR考「ATM」につづく)

 

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