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消費税収初の20兆円超

皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

12/17(火)の新聞の一面に「消費税収 初の20兆円超」という記事がありました。政府が20日に決定する2020年度予算案で、消費税収が初めて20兆円の大台を超えることが分かったというのです。

消費税は「税収が景気変動を受けにくく財源として安定している」という理由で段階的な増税が進んでいます。この理屈は税金を集める側には都合が良いですが、納める側は「赤字でも納めなければならない税金」です。

記事を読んで驚いたのは、消費税収の伸びの大きさです。税率3%で導入された初年度が3兆3千億円、5%に引き上げられた1997年度は9兆3千億円に、税率8%になった2014年度には16兆円、そして2020年度が20兆円超というのですから、まるで「打ち出の小槌」ですね。

それに対し、法人税収は2019年度から数千億円減の12兆円程度にとどまっていて、消費税収が法人税収の2倍近くの税収を占めるようになりました。ふぉとすてっぷも利益を出して、しっかり法人税が払える会社になりたいと思っていますが、何と言っても消費税の負担が重いです。

消費税は「お客さまからお預かりしたもの」なのだから、手をつけずに確保しておきなさいということですが、支払いが多い時期はそんなこと言っていられません。お客さまは商品価格が値上げされて辛いし、私たちも仕入れ値が上がっても、なかなか価格に転嫁できずに苦しんでいます。

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