皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
神奈川県の最低賃金がとうとう1,000円を超え、東京の1,013円に次ぐ1,011円になる予定だという記事が昨日の新聞に載っていて、「第2次安倍政権では、13年度以降、19年度も合わせた7回の改訂で全国平均を152円上げた計算になり、それ以前と比べ、2倍近いペースで引き上げられている。」とありました。
アルバイトやパートで働く方々の立場では、最低賃金が上がることはとても良いことですが、一方で賃金を支払う中小企業、零細企業への施策は何かあったのでしょうか。
中小企業にとって最も負担が大きいのは消費税だと思います。経営が赤字でも消費税は全額払わなければならず、最も滞納が多いのが消費税だと言われています。「会社が預かった消費税まで使ってしまうとはけしからん」と言われる方もいらっしゃると思いますが、安定して黒字の会社ならともかく、資金繰りの苦しい月があるのが、弊社も含め多くの中小企業です。入ってくるお金より出て行くお金が多いときには、「これは消費税だから手を付けない」と言ってはいられません。
私は単純に考えて、利益が出たら納める「法人税」をもっと高くして、「消費税」をもっと下げて欲しいと思っています。そして、しっかり「法人税」を納められる経営をしていくのが、事業者の責務ではないでしょうか。輸出が多く、消費税を納めていない大企業さまが、多額の「法人税」を納めてくれれば、中小、零細企業の負担が少しは減るはずだと思います。