皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
昨日は、お客さまにプリント品質の低い写真をお届けしてしまった事故のリカバリーに1日を費やしました。厳密に言うと、日頃写真のレタッチ作業をしているカメラマンの吉田、菊地、畠山の3人が作業にあたりました。
写真のレタッチ作業は、カメラマンが撮影した写真や園の先生方が撮影した写真をきれいに整えて、商品として陳列するまでの作業になります。他の商品で例えるなら、大量の箱詰めになっている商品を一つひとつきれいに包装し、店頭に並べるようなイメージです。今回は、お客さまが「この商品をください」と店員に伝え、店員は店の奥から同じ商品(だと思って)を取り出してきてお客さまにお渡ししたが、家に帰って空けてみると賞味期限切れで食べられなかったというようなことになります。店頭でお客さまの注文を確認し、商品をお渡しし代金をいただく、この作業をしたスタッフ(事務スタッフ)にミスはありません。問題なのは、店の奥に販売用の商品を用意した生産スタッフ(写真をレタッチしたカメラマン)が不良品を並べていたわけです。
昨日は朝から不良品をお届けしてしまったお客さまを割り出し、ご注文の中の不良写真を正しい写真に焼き直すための作業から、該当のお客さまへのお詫びメール送信、お詫び状の作成と、多少は事務社員の手を借りた部分もありましたが、ほとんどすべての作業を3人のカメラマンが行いました。該当のお客様にはとても迷惑な話ですが、弊社のカメラマンにとっては、日頃の仕事の有り様を見つめ直し、事務スタッフの苦労も実感し、一つのミスがどれほどお客さまに迷惑をかけ、そのリカバリーのためにどれほどの労力と費用を費やすか、いろいろなことを学んだのではないかと思います。
夜は、経営コンサルタントの竹内謙礼氏のセミナーに申し込んでいたので、新入社員の山﨑を連れて参加しました。また新しい事務スタッフは日々の複雑な受注業務を教わりながら、作業をしていました。それらの内容は省きますが、昨日はいつもより業務が進まなかった反面、社員にとっては、貴重な研修日だったということになると思います。