皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
私事で恐縮ですが、私が家事で担当しているは家族全員の洗濯をして干すこととゴミ出しです。いつもは夜寝る前に洗濯機のタイマーをセットして、朝に干すという流れなので、洗濯物を干し終えるとかじかんだ指先を温めたいので朝風呂に入る習慣になっています。ところが昨夜は川崎フロンターレが敗れたショックもあってか、洗濯物のセットを忘れてしまい、朝洗濯しました。そのせいで洗濯物を干し終えてすぐ出勤しなければならなかったので、このキーボードを打つ指先が今も冷たい状態です。
どうでもいい前置きでしたが、ここのところ「値付けの難しさ」を痛感しています。「商売において値付けは最重要」ということは、これまでに読んだビジネス書にも再三書いてあったと思いますが、本当に難しいものだなと思います。お客さまは「よりよい商品(サービス)をより安い価格で提供して欲しい」と当然思っています。私たちはお客さまに支持される値付けを目指しますが、「本当にその値付けが正しいか」ということは、お客さま側から見るか、働くスタッフ側から見るか、また他社との競争に勝ち残りたい企業側から見るかによって、見え方が変わってくるものです。
「ふぉとすてっぷ」で言えば、「販売する写真の価格」「卒園アルバムの価格」「ビデオ(DVD・ブルーレイ)の価格」「出張撮影の価格」などがありますが、今、一番迷わずに決められるのは「ビデオ(DVD・ブルーレイ)の価格」でしょうか。ビデオ撮影に関しては、撮影の打ち合わせから撮影・編集・マスターの納品まで、提携業者に完全委託しています。ですから、撮影に要する時間やカメラマンの人数等によって、提携業者に支払う費用が決まるので、あとは購入本数によって1本の価格がある意味自動的に決まりますし、ビデオに関しては品質重視で価格競争はしないと覚悟しているからです。
それに比べて、「出張撮影の価格」や卒園アルバムの中の「デザイン・制作費」などは、価格を下げなければならないときに真っ先に調整されてしまう部分ですね。社員は一生懸命仕事をしているわけですから、相応の値付けをするべきですし、そうしないと給料が上がらない、仕事の質が下がるなどの弊害につながる可能性があります。だからと言って「こちらの都合」だけで決められないのが「商品(サービス)の価格」で、市場の傾向や他社の価格等も考えなければなりません。本当に頭の痛い問題です。