皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
今日も昨日の続きで風間八宏氏の『超「個」の教科書 -風間サッカーノート』の話題にしたいと思います。昨日も少し読み進めたのですが、「個人の利益と組織の利益を一致させる」という章で、私の好きな「Win-Winの関係」というフレーズも出てきて印象深く読みました。今日はその一部分を引用します。
個と組織の”Win-Winの関係”
「個ではなく、組織で勝負する」
日本が世界と戦う時に、よく使われるフレーズです。日本の選手は個の力では外国の選手に劣っているから、組織で勝たなくてはいけない。これはサッカーのみならず、日本のスポーツ界の常識になっています。
個人的には「個と組織のバランス」という考え方には賛同できません。なぜなら、個と組織はお互いに高め合うものだと思っているからです。組織をつくることから入るのではなく、個人を伸ばすことで組織をつくっていくというのが、私の考える”チームビルディング”です。
まずは、個人の持っているものを徹底的に良くする。それがつながっていくと、今まで見えなかった世界が出てきて、組織になっていく。最初から監督が枠組みをつくってしまうと、個人をそこに押し込めることになってしまいます。組織を大きくしようとする中で、自分が予想できないことや管理できないことが出てくるのは当然です。それを監督が楽しむぐらいの余裕があったほうがいい。
個が強くなることで、組織も強くなるーー。両方が”Win-Winの関係”になるのが理想です。
後半の文章を「組織を大きくしようとする中で、自分が予想できないことや管理できないことが出てくるのは当然です。それを社長が楽しむぐらいの余裕があったほうがいい。」と読み替えて考えました。