社長ブログ

カメラマンの引き出し

皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

私は連日バタバタと忙しくしておりますが、その中で時間を調整してカメラマンさんと面談をさせていただいています。とても貴重な話し合いができていて「ふぉとすてっぷ」の課題もはっきりしてきました。

カメラマンさんと話していて思うのは、ひとくくりに「プロカメラマン」と言っても、それぞれキャリアが異なりますし、いわゆる「実力」にも差があります。また「写真撮影」にも様々な仕事がありますから、それぞれ好きで得意なジャンルがあって当然です。やはりカメラマンが持っている「引き出し」の多さによって、対応力が違ってくるのだなということがよくわかりました。

我々のスナップ撮影の仕事は毎回ぶっつけ本番ですし、撮影環境もその都度異なりますので、戸惑ったり慌ててしまったりすることも多々あります。そんなピンチを乗り越える経験を積んでいくことでしか「引き出し」は増えませんし、プロ意識を高く持って撮影に向かっているからこそ、様々な経験が血肉になるのだなと、当たり前のことですが改めて考えさせられました。

話は変りますが、昨日、お世話になっているお寺の幼稚園で、園長先生(この場合はご住職というべきですが)の息子さん(副住職)が日蓮宗の荒行から無事に戻られたことを報告する帰山式が開かれ、その様子を撮影させていただきました。荒行や帰山式のことを正確に説明できる知識がないので、インターネットで適当な解説を見つけたので引用させてもらいます。

千葉県市川市の中山法華経寺に「日蓮宗・大荒行堂」と呼ばれる修行場がある。そこで毎年11月1日から翌年2月10日までの100日間開かれる荒行が行われる。朝3時の水行に始まり、夜11時の水行まで、1日7回水行をし、その間はひたすら経を読み、食事は朝晩2回のおかゆと味噌汁、睡眠時間は約2時間半、寒さと飢えと眠気に耐えながら修行する。帰山式とはこの修行を無事に終えて、自分の寺に戻れたことを奉告する法要である。

私にとってはもちろん初めての体験で、荒行はすさまじく過酷な修行なのだと知りました。撮影をするうえでどの程度の距離感をもてばいいものかと多少悩みましたが、ご住職のご期待に応えられる写真が撮れていることを願うばかりです。今日撮影した写真で「荒行」の過酷さや厳しい修行を乗り越えたすがすがしさなどが少しでも伝わっていればいいのですが、これも貴重な経験として、私の「引き出し」の一つにさせていただきます。

 

-社長ブログ