皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
昨夜、テレビ東京の『カンブリア宮殿』を見ていて、いろいろと考えました。紹介されていたのは静岡県西部に17店舗を構える「たこ満」という和洋菓子店でした。地元では知らない人がいないという人気店で、お客一人ひとりに満足してもらうための「地域超密着戦略」を徹底しているそうです。
ユニークなシステムも紹介されていました。社員が他の社員の良い接客や仕事ぶりに気づいたら、その相手に「○○をしてくれてありがとう」と書いたカードを渡すのです。カードは複写式で渡した方も貰った方もノートに貼っていくのですが、なるほどと思ったのは、カードを渡した数が多い社員が「周囲の人間をよく見ている」という理由で表彰される仕組みでした。「カードをもらえると嬉しいです。誉められて伸びるタイプですから(笑)。」と若いスタッフがうれしそうに話していましたが、おべっかを言うのではなく、人を心から誉めるのはなかなか難しいことだと思います。
私も日頃から、「気がついたときに口に出してスタッフに伝えよう」と意識しています。それは「その時に言わずに後で言おう」「みんなの前で言ったら傷つくかな」などと考えていると、伝えるタイミングを逃したり、時間が経つとピンとくる話ができなかったりするので、そうならないように気をつけているのですが、内容はどちらかというと「気になったことを指摘する」ということが多くなります。「人のいいところを見つける」ためには、日頃からそういう意識が必要ですし、先の「ありがとうカード」も最初は「そこまでしなくても・・・」と感じたのですが「人を誉めること」「人の良いところを見ていくこと」を習慣化・システム化しているのは素晴らしいなと思えました。
社長さんの言葉「人の長所を見ることが幸せにつながる」が印象的で、すぐにメモしました。「ふぉとすてっぷ」では、スタッフ同士ももちろんですが、カメラマンさんに写真の印象や園の声をもっとフィードバックできるようになりたいと考えていますので、私も先頭に立って意識改革をしていかなければと思いました。