社長ブログ

システム化と人間の仕事

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

このところ、いつも考えている問題があります。世の中がどんどん変化していって、サービスの形態もシステム化が進んでいけば、人間の仕事はどうなるのかということです。技術の進歩を一般論として考えていたときは、いずれ人間の仕事がなくなってしまって、ますます格差社会が進むのでは?というように漠然と思っていましたが、もっと具体的に「ふぉとすてっぷ」の業務状況と重ねて考えていくと、システムでできる仕事はシステムで完結するようにして、人間はもっと高度な仕事をするようになっていく必要があると思うようになりました。

ならばどうしていくのかというと簡単ではないし、投資には金がかかるので、気楽に口に出せることではないのですが、それでも考え続け、研究していかなければならないと痛感しています。

今、保育園、幼稚園へのアンケートをお願いしていますが、すぐに提出してくれたアンケートに次のような内容がありました。園撮影の写真を販売する場合は、園が販売したい写真を選別した上で弊社にお預けいただくことになっています。その園も「園のミスなのですが」とわざわざ前置きしてくださっていますが、一見して販売にはふさわしくない写真がそのままアップされていたことがあったので、ふぉとすてっぷさんでもチェックしてくださるとありがたいという内容が書かれていました。

弊社はお預りした写真をスタッフがレタッチし見本を作っていますので、そのスタッフのフィルターをその写真はくぐりぬけてしまったことになります。本来は人が写真を判断しているのですから機械より心配りができる!と胸を張りたいところですが、処理しなければならない画像数が大量にあり、一日中PCに向かっている過酷な条件の中では「見逃し」も起こってしまうのだろうと思います。

これはあくまで一例ですが、人は機械のようには働けないので、人と機械が上手に分業して、人の能力がより効果的に発揮されるシステムを考えていかなければならないと思うのです。朝のブログで気軽に書ける内容ではないのですが、このテーマは引き続き考えていかなければなりません。

 

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