\ はじめての方 /
\ 制作中の方 /
「写真を配置してみたけれど、何となくレイアウトが煩雑でスッキリしない。」
「ページごとの雰囲気に統一感がない。」
「写真の枚数が多すぎて、子どもたちの顔がよくわからない。」
など、制作を開始するとレイアウトに悩んでしまうこともあると思います。
そんな悩みを解決するために、卒園アルバム工房の制作ツールの使い方とレイアウトのコツをお伝えします。
制作ツールの編集画面には、仕上がりをイメージできるように【赤い実線】と【赤い点線】のガイドが表示されています。外側の【赤い実線】のガイドが印刷・製本後の仕上がり範囲です。写真やテキストなどの重要な要素は【赤い点線】の範囲内に配置するようにしましょう。
背表紙から【赤い点線】までの範囲には、アルバムを開くときの溝(凹み)があります。その部分に写真やテキストを配置すると歪んでしまうのでご注意ください。
テンプレートには「すてっぷ保育園」「20××年度」「●●ぐみ」といった仮のテキストが置かれていますので、正しい表記に書き直しましょう。背表紙の修正もお忘れなく。
豊富な表紙テンプレートからお好きなデザインを選んで写真やイラストを配置すれば、おしゃれな表紙が完成しますが、切り抜き画像を使えば、可愛いオリジナル表示を作ることができます。
本文の編集画面も、表紙と同様に【赤い実線】と【赤い点線】のガイドが表示されています。写真や文字などの重要な要素は、印刷時に切れてしまわないように余裕をもって赤い点線の範囲内に配置すると安心です。
見開きページ中央の【赤い実線】はページの折り目です。実際のアルバムはページがフラット(水平)に開きますが、折り目の後はついてしまうため、写真を配置する際は中央線からお顔を避けて配置しましょう。
制作ツールは、編集画面上に新しく配置したものが最前列になる仕様です。写真の下に隠れてしまったスタンプや文字があれば、「重ね順」を変更しましょう。
見開きページごとに「必ず全員の写真を載せたい」と思うのは人情。でも写真の枚数が多すぎると、レイアウトがゴチャゴチャになったり、お子さんの顔が小さくてよく見えないという残念な結果に。私たちは見開きページあたり40~50枚の写真を推奨しています。
写真の内容に合わせて、写真枠の大きさや形を変えるのがアルバムづくりのコツです。また、編集画面上でお顔がしっかり見えるように調整しましょう。
クラス全員の集合写真や大勢が写っているグループ写真は、お顔が見えるように大きく配置しましょう。見開きページにスナップ写真と集合写真が適切な大きさで配置されていると、メリハリのあるレイアウトになりますが、集合写真を他の写真と同じ程度の大きさで配置するのはやめましょう。
標準の写真枠(四角)がきれいに並んでいるレイアウトはとても見やすく、安心感があります。もう少しポップなイメージにしたい、遊び心のある楽しいページにしたいという場合は、写真枠の形を変えてみると動きのあるレイアウトになります。
また、写真枠に色のフチを付けてみたり、マスキングテープやパペット、オノマトペで装飾するテクニックも効果的です。ぜひ、楽しみながら試してみてください。
「タイトル・見出し」「お名前・メッセージ」「部分アクセント」でフォントを使い分けるとレイアウトが洗練されて効果的です。ただし、フォントはすべてのページで同じルールに基づいて使います。(タイトルのフォントを統一するなど)使用するフォントの数は4種類以内にするのがおすすめです。
背景のテンプレートは様々な雰囲気のデザインをご用意しています。ページのテーマに合う背景をお選びいただくのですが、同じテーマのページ(行事ページなど)は、同じ系統の背景で統一するのがコツです。色違いの数パターンがある背景も多数あります。
イラストスタンプは、ワンポイントの装飾として配置するだけでなく、組み合わせによって様々なデザインを作ることができます。そこはあなたのアイデア次第! 素材は豊富にありますので、チャレンジしてみるのも楽しいでしょう。
背景素材のスタンプの上に写真を配置して写真枠として使ったり、背景素材を大きく使えば個人ページのエリア分けになります。背景素材は色も豊富なので、統一感がありながらもカラフルな印象のページになります。
装飾(ライン・矢印)にあるスタンプは、エリア分けや文章を区切りたいときに便利です。写真やタイトルの上下に配置すると飾り罫として使えます。
プロフィールページなど、同じデザインをたくさん並べたい時は【複製・コピー】が便利です。スタンプを組み合わせて作った装飾パーツも【複製・コピー】で再利用できます。
手書きのメッセージカードやお子さまの描いた作品をスキャンして画像データ(JPEG・PNG)にすれば、写真(JPEG)やスタンプ(PNG)として編集画面に配置することができます。絵や手書きメッセージにより、手作り風のあたたかみのある雰囲気に仕上がります。
ここに紹介したテンプレートはほんの一部です。テンプレートをそのまま使用し、写真を配置してタイトルを書き換えるだけでおしゃれでかわいいレイアウトが完成します。
テンプレートに少しだけアレンジを加えてみました。どうですか?写真とスタンプ(イラスト・テキスト)を配置するだけで、こんなに素敵なレイアウトになります。背景デザインは後から何度でも入れ替えることができますので、テンプレートは写真枠の配列で選びましょう。
ここで紹介しているのは、背景デザインの上に写真枠とスタンプを配置して作ったオリジナルのレイアウトです。制作ツールの操作に慣れてしまえば、難しくありません。先に紹介した【複製・コピー】【整列】が大いに役立ちます。
あたたかみのある手作り風のレイアウトや、切り抜き画像を配置したユニークなレイアウトも、あなたのアイデア次第で自在に作れます。このようなページがあると、アルバムのクオリティーがグンとアップしますね。
レイアウトのコツの基礎とアレンジの方法をご紹介しましたが、制作ツールの操作に自信がないという方もいらっしゃると思います。
私たちが自信をもってお伝えしたいのは次の2点です。
私たちがこの仕事をしていて一番嬉しいのは、「自分たちの手でこんなに素晴らしいアルバムが創れた!」「先生やクラスの保護者がみんな喜んでくれた!」という声が届いた時。アルバム納品後に届くアンケートはとても励みになっています。皆さま自身の手で一生の宝物となる卒園アルバムを創り上げ、そして大きな達成感で誇らしい気持ちになる。そんな素晴らしい経験ができるのが卒園アルバム制作だと思います。
皆さまが余計な苦労をしなくて済むように、制作ツールの編集機能の磨き込みや「登場回数カウント機能」などの便利機能搭載など、システムの改善・改良は毎年継続していますが、私たちの最大の強みは「私たちの手厚いサポート」だと自負しています。
ここまで読んでくださってありがとうございます。ご質問、お見積り依頼、サンプルアルバムや資料請求を心よりお待ちしています。