ふぉとすてっぷの歩み

2022年4月~2023年3月

私たちの5つのお約束」を体現する重要なサービスとして、卒園アルバム事業の成長に真剣に取り組みました。

2020年9月にリリースした2代目アルバム制作ツールをお客さまに使っていただきながら、使い勝手の改善策を検討してきましたが、「高機能で使いやすい」精度の高いツールにするためには、2代目制作ツールの改良ではなく、新しいプラットフォームで3代目の制作ツールを開発することを決めました。

2022年度のアルバム制作にご利用いただくために急ぎ開発を進め、10月に3代目制作ツールをリリースできました。この制作ツールは、新機能の追加とテンプレートやイラストの更新などのアップデートを見通して開発したので、今後も着実に進化していきます。

ふぉとすてっぷの中心柱「写真撮影・写真販売事業」は、園の先生やカメラマンと日常的に連絡を取り合いながら、着実な成長軌道を歩んでいます。運動会シーズンは天候がとても不安定でしたが、週末は奇跡的に雨が降らず、ほとんどの運動会が予定どおり開催できたため、写真撮影、写真販売を着実に進めることができました。

ふぉとすてっぷの事業を支えているのは、スタッフ一人ひとりの対応力です。スタッフはその力量を伸ばすべく日々努力を重ねていますが、会社の持続性と耐久力のある成長のために、社長を含めた6人のメンバーが2022年12月から「自主管理経営」のコンサルティング受講を開始しました。2023年9月までの10ヵ月間の取り組みです。

2022年度のお取り引きは、保育園(278)、幼稚園・こども園(32)、その他(8)。

2021年4月~2022年3月

2020年12月から業績は回復基調に転じ、2021年6月までの上半期は2019年、2020年の業績を大きく上回ることができました。

まだまだコロナ禍が収まる気配はなく、感染拡大の状況や緊急事態宣言発令によって、日々の業務にも様々な影響が発生。

ふぉとすてっぷの社員には、状況の変化に誠実に柔軟に対応することが求められ、園の先生方や契約カメラマンとまっすぐに向き合う課題に日々取り組みました。

お客さまが利用するシステム開発を優先してきたために、後回しになっていた社内業務システムの改修にも、ようやく取りかかることができ、正確で効率的な業務遂行のため、実際にシステムを使用している社員が現状の問題点を洗い出し、改修内容を細かく構築できたことはとてもよい経験となりました。

社員が自らの仕事に誇りを持ち、仲間と力を合わせて成長し続ける会社になるために、10人のリーダーたちの知恵を絞り「私たちの5つのお約束」を作成。幼稚園、保育園の先生をはじめ、保護者の方々、カメラマンや提携業者との対応の際、社員が判断、決断するうえでの「拠り所」となるブランドプロミスです。

2021年度のお取り引きは、保育園(295)、幼稚園・こども園(31)、その他(8)。

2020年4月~2021年3月

2020年4月「ふぉとすてっぷマイページ」に「お顔検索」機能が搭載され、写真選びがよりスムーズにできるようになりました。しかし、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、日本も非常事態宣言が発令され、幼稚園は休園に、保育園も保護者は登園自粛を要請されました。

弊社も公共交通機関を利用して出勤していたスタッフは在宅勤務、自宅待機とし、徒歩、自転車等で出勤できるスタッフだけで社内業務に対応。5月以降は仕事が減って自宅待機を余儀なくされるスタッフが増えてきました。

結果的に、5月~11月の半年間は前年度の売上実績を下回ることに。底は7月で前年度の半分以下に落ち込みましたが、徐々に持ち直し、12月には前年度を上回る売上で年末を迎えることができ、2021年に弾みをつけられたことをスタッフ皆で喜びました。

やむなく運動会や発表会を中止にしたり、保護者の入場を制限した保育園や幼稚園からの要望に応えるかたちで「動画編集サービス」をスタート。かねてからふぉとすてっぷが大事にしてきた「園との共同事業」というこの仕事の醍醐味を確かめられる良い機会となり、積極的に動画編集にチャレンジするスタッフも出てきました。仕事が激減するという初めての経験を通じて、スタッフの仕事に対する意識変化を感じることができた1年となりました。

かつてない試練に直面した年でしたが、「お顔検索」に続き、「卒園アルバム制作ツールのリニューアル」「購入データのまとめてダウンロード機能」「ビデオ販売サイトオープン」と、サービス向上につながるシステム開発には、1年を通じて積極的に取り組みました。

2020年度のお取り引きは、保育園(283)、幼稚園・こども園(23)、その他(6)。

2019年4月~2020年3月

2019年4月からリニューアルした「ふぉとすてっぷマイページ」が2年目に。使い勝手が向上したことや、メールでのご案内機能が付加された効果もあり、前年度の旧販売システムよりも写真の売り上げが大きく伸びました。

今年度は顧客の拡大とサービスの向上で販売増を目指しますが、同時進行で、2020年度に向けて「ふぉとすてっぷマイページ」の更なるアップグレードに取り組むことになりました。

10月以降の繁忙期に向け、写真のレタッチ体制、卒園アルバムの製作体制を強化するために、今年も新しいスタッフを募集し、7月~9月の間に、4名のフォトレタッチャーと2名のデザイナーを新たに迎えました。

「卒園アルバム工房」のイラストの豊富さや制作ツールの機能性をアピールするための新しいサイト制作を進めてきて、9月30日に「かわいい無料素材 イラスト工房」がオープン。

お客さまからご要望をいただいていた「お顔検索」の開発を進めてきて、2020年4月「ふぉとすてっぷマイページ」のリニューアルで搭載することになりました。簡単な操作により、瞬時にお子さまのお顔を探して表示するので、写真選びがさらにスムーズになります。

2019年度のお取り引きは、保育園(269)、幼稚園・こども園(22)、その他(5)。

2018年4月~2019年3月

2017年4月、2名の新卒社員を迎え、業務分担を一新。「カメラマンが撮影した写真」と「先生方が撮影した写真」とで担当部署を分ける。

「ふぉとすてっぷマイページ」をリニューアルオープン。社内業務も受注からプリント、発送までをシステムで一元管理できるようになりました。「ふぉとすてっぷマイページ」で直接データのダウンロード購入ができるようになったため、「すてっぷBOX」のサービスを終了。

9月に新しいデザイナーとカメラマンを迎え、スタッフは24名になりました。二人の課長を先頭に、各部署の業務見直しとそのためのシステム作りに取り組み、社内業務の「見える化」が進められる。人事考課にも取り組み、昇給やボーナス額に反映する仕組みが作られ、スタッフのモチベーションに少なからず好影響を与えられるようになったのは大きな進歩。

昨年リリースした「卒園アルバム工房」の利用者を日本中に広げていくために、様々な取り組みを開始。

2018年度のお取り引きは、保育園(253)、幼稚園・こども園(11)、その他(6)。

2017年4月~2018年3月

2017年4月、2名の新卒社員を迎え、業務分担を一新。「カメラマンが撮影した写真」と「先生方が撮影した写真」とで担当部署を分けました。

事務所が手狭になり、広い事務所に引っ越す決断も付かないまま、スタッフがデスクを共用して業務をしていましたが、隣の部屋の会社が転居することになり、急遽事務所の拡張を決めました。

会社スペースが広くなるので、銀塩プリント機「ノーリツQSS-3704G」を購入し、2017年6月より自社プリントに切り替える。自社プリント化に伴い、受注からプリントまでの業務を連携させるために、新しいシステム開発を開始。

2017年6月に、「卒園アルバム工房オフィシャルサイト」をオープンし、9月に制作ツール「卒園アルバム工房」をリリース。卒園アルバムは印刷タイプの本格的な仕様に絞り、フォトブックタイプの卒園アルバムは生産をとりやめました。

2017年度のお取り引きは、保育園(235)、幼稚園(10)、その他(6)。

2016年4月~2017年3月

2010年からお客さまに使っていただいている「ふぉとすてっぷマイページ」のカスタマイズを進める。掲載終了になった過去の写真を購入するために用意していた「写真再掲載ページ」をなくし、通常のマイページ内で「再掲載写真」も閲覧・購入できるようになりました。

スタッフが増え、業務の作業効率を上げ、生産性を高めていくことを考えるようになり、「保育園・幼稚園」と「契約カメラマン」と「ふぉとすてっぷ」をつなぎ、業務を管理するシステム作りの検討を始める。

「ふぉとすてっぷ通信システム」は2016年11月から稼働開始。また、写真サンプル制作のスピードアップのために新しい「オンディマンド印刷機」を導入。「卒園アルバム制作ツール」の開発に着手。

2016年度のお取り引きは、保育園(194)、幼稚園(10)、その他(5)。

2015年4月~2016年3月

2015年度はスタッフや契約カメラマンが増える中、「シニアフォト」「証明写真ネット」等の新規事業を模索・検討するが、事業立ち上げには至りませんでした。それらの取り組みを通して、本業にしっかりと軸足を置いて仕事をする大切さを学んだ年になりました。

写真を購入してくださるお客さまに少しでも「ふぉとすてっぷ」を身近に感じていただきたいという思いで、2015年8月1日、写真と一緒にお客さまにお送りする「ふぉとすてっぷ通信」を発行。

2015年度のお取り引きは、保育園(166)、幼稚園(10)、その他(4)。

2014年4月~2015年3月

2014年度は「ふぉとすてっぷ」のホームページ等のWebサイト制作に力を入れ始める。カメラマンやデザイナーと一緒にwebサイト制作セミナーに参加し、2014年6月にはスタッフブログ「すてっぷCafe」サイトを立ち上げました。

データをダウンロードで購入したいというニーズに応えるために「すてっぷBOX」のサービスを開始し、お客さまが購入したデータを「すてっぷBOX」経由でお渡しできるようになりました。

また、ある経営セミナーで講師の話に刺激を受け、2014年10月31日に「社長ブログ」を開設し、会社の営業日は必ず更新すると誓いを立てる。2014年11月に「会議室件倉庫」として事務所ビルの2階に部屋を借りる。

2014年度のお取り引きは、保育園(143)、幼稚園(8)、その他(7)。

2013年4月~2014年3月

それまで社長と1名の社員カメラマンの他は、パートスタッフの力で業務を行っていましたが、2013年に初めて新卒採用に取り組み、3名のカメラマンを正社員として採用。(2013年度中はアルバイトとして研修)

保育園、幼稚園、カメラマンとの撮影の打ち合わせや営業活動等の業務を社員カメラマンが行えるように会社組織の整備に取り組む。同時にパートスタッフの正社員化を進め、「ふぉとすてっぷ」が新たな段階を迎えました。

2013年度のお取り引きは、保育園(109)、幼稚園(7)、その他(4)。

2012年4月~2013年3月

「ふぉとすてっぷの卒園アルバム」を立ち上げ、銀塩プリントで作るフォトブックを活用した卒園アルバム制作事業を開始。少部数から制作できることと「ふぉとすてっぷ」が扱っている写真を卒園アルバムに利用できることを強みに、「ふぉとすてっぷ」で写真を販売している園から「卒園アルバム制作」に取り組みました。

2012年7月に、現在の川崎市多摩区宿河原2-44-40 ミツモリビルディング1Fに事務所移転。

2012年度のお取り引きは、保育園(93)、幼稚園(6)、その他(5)。

2011年4月~2012年3月

保育園とのお付き合いが広がってきて、安定して撮影を委託できる契約カメラマンも増え、日程が重なる行事にも対応できるようになってくる。

写真販売を行っている保育園、幼稚園から卒園アルバム制作に関する問い合わせが増えてきたことを受け、卒園アルバム事業の準備を開始。

2011年度のお取り引きは、保育園(73)、幼稚園(5)、その他(3)。

2010年4月~2011年3月

保育園への営業活動の中で、先生方が撮影した写真の販売について相談を受けるようになり、カメラマンが撮影するだけでなく、先生方が撮影した写真の販売も始める。先生方や写真係の負担軽減につながるサービスは好評で、サービスをご利用いただく保育園、幼稚園が増えてきました。

開業当初に資本金をつぎ込んで開発した「インターネット写真販売システム」でしたが、利用者数が増えるに伴い、システム設計上の限界が明らかになり、写真販売システムの変更を決断。

新しいシステムを開発する時間も資金もなかったため、写真業者向けにすでに販売されていた「インターネット写真販売システム」をカスタマイズして、2010年9月に初代「ふぉとすてっぷマイページ」が誕生。写真の販売準備作業は飛躍的に改善しました。

2010年度のお取り引きは、保育園(51)、幼稚園(4)、その他(4)。

2009年4月~2010年3月

以前に父親が事務所に使っていた部屋を間借りし、机とPCを増やしてパートさんを雇う。写真販売システムが完成し「インターネット写真販売」を開始。

2009年11月には事務所を川崎市多摩区長尾1-17-6 ラ・プラタ2Fに移転。

2009年度は、保育園(12)、幼稚園(1)の他、スポーツクラブ等(4)の行事を撮影。

2008年7月~2009年3月

初代の写真販売システムを開発している間に、連日、川崎市7区(川崎区、幸区、中原区、高津区、宮前区、多摩区、麻生区)と横浜市隣接4区(鶴見区、港北区、都筑区、青葉区)にあるすべての保育園、幼稚園に営業活動を続ける。5周すればきっと開拓できるはずと信じていました。

2008年度は、7つの保育園で「卒園・進級記念のクラス写真」を、4つの保育園で「卒園式」を撮影、販売。

2008年7月1日
株式会社ステップ設立

地元川崎で愛される会社にしたいという思いで、川崎市制記念日の7月1日に設立。株式会社ステップという社名には、地道にコツコツ、一歩一歩前進していこうという決意を込めました。

会社は自宅の4畳半の部屋に電話とインターネット回線を引き、PC1台とモノクロプリンター1台からスタート。