社長ブログ

「責任を痛感する」とは

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

ようやく保育園の行事が行われるようになってきて、少しずつですが夏まつりなどの撮影案件が入ってきました。コロナ対策として、土曜日などに一日で開催していた夏祭りを平日に数日に分けて開催するケースがあるため、カメラマンの人件費がどうしても増える傾向にあります。

保育園とスケジュールや行事内容を打ち合わせている担当スタッフは、規模の小さい行事の場合、受けていいものかどうか悩むケースが出てきます。保護者の方々が購入してくださる写真代金だけが収入源なので、行事の参加人数が少ないことが写真の販売額へ直結するからです。

私はスタッフに次の2点を求めています。一つ目は「園の先生方や保護者の希望、要望をしっかり聞き、少ない参加人数でもたくさんの写真を購入していただけるように、撮影時も販売においても、園と協力関係を築くこと。」そして、2つ目は、「その手応えが持てれば、カメラマンの派遣を自分の責任で決断すること。」です。

自分が責任を持って決断することなしに、本気でその結果に責任を持つ姿勢が芽生えないと思うからですが、私は真剣に挑んで仮に結果が伴わなくても、それを責めはしないと宣言しています。失敗からこそ学べることがあるし、そのような経験を通してこそ成長するものだと信じているからです。

もちろん、同じ失敗を何度も繰り返すのは許されません。それは「本気で責任を持っていない」ことの証明です。「ふぉとすてっぷ」の若いスタッフには『自分の決断に責任を持つこと』を強く求めているので、彼らはその課題に真剣に立ち向かっているはずです。

「責任を痛感している」と言えば、責任を取ったことになると信じて、何度も繰り返す人がいますが、それはまさに「本気で責任を持っていない」ことを証明しています。人間としてレベルの低さを表明しているようなものですから、若いうちは多少は許されても、いい年の大人であれば人から信頼されませんね。

 

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