社長ブログ

不気味な覆面社会

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

昨日の神奈川新聞で気になる記事を見つけました。それは「1億総マスク社会」についての考察です。女性は、感染症対策とともに「化粧の手間が省ける」ということで歓迎する向きもあるようですが、私は、マスクによって、相手の表情が見えづらいことと、こちらの表情も相手に伝わりづらいことが気になっていました。

人と会話をする時には、言葉だけでなく、表情も交えて相手に感情や主張を伝えているはずで、マスクで表情を隠していては、よいコミュニケーションが取りづらいと思います。だから私は、マスクを外して堂々と会話ができる日を待ち望んでいるのです。

ところが、その記事で問題視していたのは逆の視点でした。「顔が隠れることによる安心感」「表情を読み取られない心地よさ」に慣れてしまうと、コロナが収束してもマスクを手放せなくなったり、人前に素顔をさらけ出せなくなる人が増えると言うのです。

覆面の習慣化で懸念されるのは「表情なき社会」。「マスクの背後で無意識のうちに無表情化が進んでいる。必要以上の会話を避ける傾向もあり、対人意識が疎遠になりつつある」「物理的なソーシャル・ディスタンスの確保とともに、他社との心理的距離も広がりかねない」という指摘は、とても不気味な感じで心配になりました。

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