皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
いよいよ我が社も「持続化給付金」を申請する権利が得られそうです。今の調子でいけば(涙)、昨年6月の売り上げに対して、今年6月の売り上げは5割どころか、2割程度に落ち込みそうな勢い(涙)だからです。
その持続化給付金ですが、事業委託の入札で、受注した「サービスデザイン推進協議会」はC評価、受注できなかった「デロイトトーマツ」がA評価だったそうです。資本金5億円、社員3000人の大企業でA評価の「デロイトトーマツ」に、社員21人でC評価の「サービスデザイン推進協議会」が勝ったのですから、入札額がとても安かったのでしょうね。総合的評価と言われても、入札額以外はなかなか勝ち目がないだろうと誰もが思います。
そこで入札額です。受注した「サービスデザイン推進協議会」が769億円ですから、「デロイトトーマツ」の入札額はどれだけ高かったんだというのが当然気になるわけですが、経産省が提示した資料では「デロイトトーマツ」の入札評価資料がすべて黒塗り。「オイオイ、そこ一番隠しちゃいけないところでしょ」と誰もが思うはずですが、「先方の了解が得られないから」開示できないと。でも「デロイトトーマツ」は公開OKとのことなので、いよいよ雲行きが怪しくなってきました。
まさか、まさかですが、隠すと言うことは「サービスデザイン推進協議会」のほうが入札額が高かったのかもしれません。経産省と電通との長年のズブズブ関係によって、初めから電通の子会社5社や、竹中平蔵氏が会長を務める大手人材派遣会社、パソナなどに資金が流れる出来レースだった可能性が出てきました。
竹中平蔵氏と言えば、小泉政権下で悪名高き「労働者派遣法」を推進し、現在の格差社会を作り上げた人です。私も今回、派遣法を推進した張本人が「人材派遣会社の会長」になっていると知って、この国の利権確保の仕組みが怖くなりました。
国会の会期は今週の17日ですが、引き続きコロナ対策が重要ですし、予算の使われ方も気になることばかりなので、ちゃんと国会を延長して国民にわかるように説明していただきたいと思います。