検察庁法改正案の本質

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

多くのスタッフが自宅待機している現状で、仕事の話題が乏しいこともあり、最近はコロナと検察庁法改正案の話題が多くなっております。

昨日、検察OBが法務省に提出した意見書について書きましたが、読み返してみると「検察=正義」というニュアンスが濃い文面になっていました。検察によるえん罪事件もあるので、0か100かみたいな論調にならないよう気をつけたいと思います。

昨日、検察庁法改正案について、政府は今国会での成立を断念し、次の国会以降に先送りすることを決めました。これだけ反対意見が多いのですから、その決定は正しいと思います。安倍首相は「国民の皆さまのご批判にしっかり応えていく」と言っていましたので、「国家公務員の定年延長」は議論を進めて、批判されている「検察庁法改正」のほうは諦めるというのが正しい姿勢だと思います。今回は「束ね法案」のまま「先送り」しただけなので、安心はできませんね。

内閣が検察の人事権まで握る改訂を許すと恐ろしいことになることは、この間の批判ではっきりしています。「先送り」との関連で言うと、今回の検察庁法改正案の本質は、黒川氏を検事総長に据えるための画策でななく、黒川氏は「噛ませ犬」にすぎないという見方がありました。どういうことかと言うと、現検事総長である稲田伸夫氏が65歳の定年まで検事総長の座にとどまれば、そもそも黒川氏の検事総長就任は不可能だからです。

今回の検察庁法改正案が強行採決されていたとしても、稲田氏が検事総長を辞めない限り、黒川氏を検事総長に据えることができません。世論の見方は黒川氏を検事総長にしたいがための「検察庁法改正案」となっていますが、実はそうではなくて、第2,第3、・・・第10くらいまでの黒川氏を育てて、今回の広島地検のように立件まで頑張ってしまう地検をうまくコントロールできるようにしたいという大きな野望があるのだろうと言うことです。

このあたりのことは以下の動画を見て思ったことです。40分ほどの内容ですが、自宅待機しているスタッフには、今は自分の見聞を広げるチャンスと捉え、見て考えていただきたいと思います。