社長ブログ

誇り高く生きよう

皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

今日は、昨夜、多摩市民館大ホールで鑑賞した、オペラシアターこんにゃく座『ロはロボットのロ』の感想を書きます。

客席に入るとすでに緞帳は開いていて、舞台の下手にグランドピアノがありました。「なるほど、ピアノの生演奏なのか。すごいな。」と第一印象。舞台が始まると俳優さんたちはマイクを使わない生の声で美しいハーモニーを奏でています。「なかなか、いい感じだな」「これなら大人も子どもも楽しめるのでは?」という期待でスタートしたのですが・・・。

私個人の感想ですが、「この辺で笑わせておかないと」という感じで、ストーリーが進む中で断続的に盛り込まれるギャグ。途中から「俳優さんたちはどんな気持ちで演じているんだろう?」「演出家にやらされているのかな?」「それとも自分たちでやっているのかな?」などなど、もはやストーリーとは関係ないことばかり考えていました。

我々、学校写真業界も、時代の変化と保育園の増加に伴い、新しいスタイルのサービスが続々と現れ、「安く」「早く」「手軽に」「便利に」利用できるサービスが求められているような雰囲気です。以前、ある方とお話ししていて、「ふぉとすてっぷ」より「写真代が安く」しかも「少ない人数の行事にもつべこべ言わずカメラマンを派遣してくれる」業者があるという話になりました。「いろいろなコストを抑えているのでしょうね」という私に、その方は「それが企業努力でしょう」とおっしゃいました。

「企業努力」という言葉は、私には今ひとつピンとこないのです。仕事なのだから努力するのは当たり前です。プロのカメラマンが撮影し、撮影した写真を販売して、保護者の方々に喜んでいただき、購入していただいた写真代金が売り上げとなるというこのビジネスの中で、「コスト削減」をするには「カメラマンの費用を安く抑える」「同じギャラでカメラマンに多くの仕事をさせる」「販売する写真の処理にかける手間を減らす」あとは「安い印画紙を使う」くらいでしょうか。

「いい仕事をして、お客さまに喜んでもらう」そして「相応な対価をいただいて会社に利益が出る」だから「働く人たちの待遇が良くなる」という、本来ビジネスで当たり前だと思う考え方が通用しづらい状況が生まれています。その一方、もっと最低賃金を上げなければとも言われていて、最低賃金を上げること自体に異論はありませんが、私を含め消費者が、サービス、商品の価値をしっかり見極めることが求められる時代なのでしょう。

今朝、モヤモヤした気持ちを収めたくて、お風呂に入って大好きな忌野清志郎さんの『誇り高く生きよう』を聴いていました。「ふぉとすてっぷ」の力不足で、なかなか理想の仕事ができない現実もあります。それでも諦めたり、くじけたり、ひがんだりせずに相手にきちんと向き合えば、受け止めてくれる人もたくさんいます。私は誇り高く仕事がしたいのです!

勇気がほら わいてくるよ 朽ち果てそうだった心に 誇り高く生きよう 喜びにあふれ! 

誇り高く生きよう

作詞:忌野清志郎
作曲:忌野清志郎

わけもなく 涙ぐむのは
君のこと 想ってるから
悲しい涙じゃない あったかい気持

この胸に あふれるのは
君に寄せる 熱い想い
どんな暗い夜も のり超えて行ける

口ぐせのような ありふれたラブ・ソング
今夜も君に歌うよ 本当の気持ちだから
風に消されそうな ちっぽけなラブ・ソング
君が受け止めてくれる 強く抱きしめておくれ

勇気が ほら わいてくるよ
朽ち果てそうだった心に
誇り高く生きよう 喜びにあふれ

口ぐせのような ありふれたラブ・ソング
今夜も君に歌うよ 本当の気持ちだから
風に消されそうな ちっぽけなラブ・ソング
君が受け止めてくれる 強く抱きしめておくれ

わけもなく 涙ぐむのは
君のこと 想ってるから
誇り高く生きよう 喜びにあふれ

Yeah 誇り高く生きよう 君のために
Yeah 誇り高く生きよう 君のために

 

 

 

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