社長ブログ

なんで今「カジノ」?

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

今日は久しぶりの時事ネタで「カジノ法案」についてです。「カジノ法案」が今日にも可決されるらしいですね。西日本の豪雨災害で死者数223人、安否不明者14人と今朝の新聞にありますが、そんな大変な状況の中、国会では、参議院の定数を6人増やし、「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区で選挙に出られなくなる自民党の現職議員を救済することを決めたり、カジノを解禁しようということが決まるのです。

こんな状況の時に「なぜ、今カジノ」なのでしょう。裏側に大きな利権があるからだと思いますが、今の政権ではこのようなことがこれからも起こるのでしょう。それにしても、成長戦略が「原発」「武器輸出」「カジノ」というのは、私たちが「日本っていい国だよね」と感じるポイントとはかなりずれていると思います。「観光立国」という方向性は大いに賛成ですし、日本を訪れた外国の方が日本の「人」や「景色」や「料理」や「文化」や「建物」などに魅力を感じて「また来たい!」と言ってくれるなら、私は観光の仕事ではないけれども、心から嬉しいです。

でも観光とカジノを一緒にされるのはいかがなものか。これは私の意見ですが「カジノ」などなくても日本には誇れるものがたくさんあると思います。巨大で豪華な施設がなくても、地域の商店街とか観光協会とか、あるいは個々の旅館などなど、零細・中小の人たちが、外国の観光客を呼び込むための取り組みを全国各地で展開しています。その人たちは「カジノ」なんて発想はしないで、自分たちができることを精一杯工夫して頑張っているはずです。

私も「ふぉとすてっぷ」の仕事は、お客さまに喜ばれる「きれいな仕事」という自負があります。大きな利益はなかなか出ませんが、「消費税」「社会保険」などの負担にもめげずに頑張っていますし、同じような思いで仕事に誇りを持って頑張っている人たちがたくさんいると思います。「カジノ」で儲かるのはどなたなのですか?

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