社長ブログ

もっと、自分を疑え

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

昨夜は久しぶりにリアルタイムでNHK『プロフェッショナル』を観ました。最近は録画していておいて気が向いたら観たり、観なかったりということになっていましたが、昨日はとても良かったです。

昨夜のプロフェッショナルは女優の宮沢りえさん。私の世代ではアイドルのような存在でしたが、とてもスリムになられていて気鋭の女優さんという雰囲気に満ちあふれていました。

印象に残ったのは宮沢さんが慕う演出家、故・蜷川幸雄さんの言葉「自分を疑え」について宮沢さんが語っていた場面でした。私など、あまり自分を疑わずに生きているものですから、役者さんってすごいんだな、ということと、私ももっと自分に厳しくなくてはいけないなと少し思ったのでした(笑)。

会社に来て、このブログを書くためにNHK『プロフェッショナル』のホームページを確認したところ、タイトルは『もっと、自分を疑え』でした。私の感覚もそれほどずれていないと安心しつつ、私とは正反対の感覚を持って厳しく役に向かわれている宮沢さんを語るのはおこがましいと思ったので、ホームページの説明を紹介しておくことにします。

もっと、自分を疑え

「もっと自分を疑え」という言葉は、宮沢が慕う世界的演出家、故・蜷川幸雄さんが稽古場で発したひと言だという。
『作品に携わると決めた以上は、ゴールは無いわけですよね。ここまで行けば100点、っていうのはないんですよ。どこまでも上を目指せる。だから、「これでいいのかな?なんかもっとあるんじゃないかな?」とずっと思っていて。あるとき、蜷川幸雄さんが稽古場で、ある俳優さんに、「もっと自分を疑えよ!」とおっしゃったんですね。その言葉が、はっとさせられたというよりは、「肯定してもらえた」っていうか。自分をずっと疑って、「それでいいのかな?」「もっとないのかな?」って、手放しで喜ぶ瞬間がずっと無いっていうか。でもそれをすごく肯定してもらった思いでいっぱいだったし、「自分を疑え」っていう言葉は、私にとってエネルギーになりましたね。』

早く正解を出さない

舞台と映画の違いの一つは、舞台の場合、初日の幕が上がるまでに比較的長く稽古を積む期間があることだ。宮沢はその稽古の序盤においては、“正解を早く出す”ことが、よい結果につながらないと考える。役者の中にある、“衝動”。それをもとにさまざまなことを試し、挑むことで、より豊かなものがはぐくまれ、生まれると考える。
「もっと失敗してみたいっていう。失敗することってすっごく恥ずかしいんだけど、役者にとっては。試してみることって、すごい人の前でやることって恥ずかしいけど、それを、えいってやってみる瞬間が。せっかくみなさんとやるときに、なんかもうちょっとこう、役者から生まれる生理とか衝動とか、そういうことで自由な時間が(あるといい)」

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