皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
最近、卒園アルバム制作ツール「卒園アルバム工房」の開発と合わせて、卒園アルバムのサイトのリニューアルに取り組んでいます。また卒園アルバムの新サービスが始まったら更新しようと思っていた「ふぉとすてっぷのパンフレット」も在庫が尽きてしまい、急ぎ、新しいパンフレットも制作しています。そんな仕事をしていると、これから「ふぉとすてっぷ」はどんな事業を展開し、どんなスタンスで事業を発展させていくべきなのかということばかり考えてしまいます。
「ふぉとすてっぷ」より遙かに規模の大きいシステム系の企業や大手の写真スタジオが、会社の一事業として「保育園の写真販売」に続々と参入してきています。システム開発の力量があるので、「写真の掲載はお客さまにしてもらい、注文はすべてインターネットで行い、注文された写真は地方の大規模ラボでプリントして各家庭に発送される」という効率性の優れた事業形態になっていて、「これは儲かりそうだな」と正直言うとうらやましくもあります。(笑)
「ふぉとすてっぷ」も我々としては精一杯の投資をして「システム開発」を行っていますし、「大規模ラボでプリントして直接発送」という流れとはまるで逆行しますが、こちらも巨額投資をして「自社プリント」に切り替えました。以前にも書いたことがありますが、「機械やシステムができること」と「人にしかできないこと」をきちんと切り分け、お客さまとの関係をしっかり築きながら、一歩一歩前進していく。やはり「ふぉとすてっぷ」の生きる道はこの方向にあるのだと信じたいです。
開発中の「卒園アルバム工房」は、お客さまにPCにインストールしていただき、お好きな背景デザインや写真枠を選び、写真を当てはめ、各ページのデザインを作っていけるツールですが、最後にすべての写真の明るさや色味を調整して仕上げる作業は、「ふぉとすてっぷ」の専任スタッフが行うということにこだわりました。格好良く言うと「写真屋としての意地」かもしれませんが、ここでも「システムで完結しない」ようにしております。人の手がかかる分だけ効率性は悪くなりますが、そもそも効率性では大手にかないませんし、お客さまは人を育てる「保育園」「幼稚園」ですから、この方向性に未来があると信じて、地に足をしっかりつけて10年目の歩みを進めます。

制作中の新しい卒園アルバムサイトのトップ画面です