皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
会社の拡張工事が終わって、スタッフ全員にデスクとPCが用意でき、部屋も広々としました。この機会に電源やLANの配線もしっかりと整え、ばっちり仕事ができるようになると思っていました。ところが、先日書いた「PCモニター問題」をはじめ、昨日は作業内容に照らしてスペックが足りないPCが見つかったり、逆にこのスペックは必要ないというPCもあるなど、もう一度日々の作業内容に相応するようにPCを交換したり、グラフィックボードを高性能なものに変更するなどの必要性が出てきました。
写真プリントのほうもお客さまの注文をスムーズにプリントするために開発したシステムにまだ修正箇所が見つかったり、本当に毎日、いろいろな問題が起こります。「いつになったら安定するのだろう?」と思ったとき、ふと今日のタイトル「不安定さにがっかりしない」ということを考えました。
無理矢理納得させているところもありますし、スタッフは「安定を求めている」のかもしれませんが、「不安定だからこそ、まだまだ前進し、成長していける」と考えることにしたのです。「問題が出てくるから解決しようと努力する」「お客さまにクレームをいただくから改善しようと努力する」。そのような姿勢をなくさないためにも「不安定さは必要なのだ」というのが結論です。
今の政権を見れば「安定」がいかによくないかわかります。支持率が高く安定しているから「国会軽視・国民無視のやりたい放題」です。そして誰も首相にもの申せない。支持率が低い不安定な内閣なら「国民の目」を気にしますが、今は問題が出てきても全力でかばい続け、隠し通し、逃げ切るつもりでしょう。
気骨ある前事務次官、前川喜一さんが今朝のテレビで座右の銘が「面従腹背(めんじゅうふくはい)」だと言っていました。「面従腹背」とは「うわべだけ上の者に従うふりをしているが、内心では従わないこと。」という意味だそうですが、役人を辞めて「100%言いたいことが言える表現の自由を得た喜びを享受している」とも言っていました。前川さんに続く気骨のある役人がどんどん出てきてほしいし、私たち国民も「本当のことが知りたい」とちゃんと意思表示して、政権も「不安定」になるべきだ(笑)と私は思います。