皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
空気が乾燥しています。会社に入ってすぐに加湿器をフル稼働していますが、少しは潤ってきたでしょうか。部屋の湿度計はまだ36%を表示しています。
さて、昨日からというか、いつもですが、「対等の関係を築くことの難しさ」を考えています。我々がお客さまである幼稚園、保育園と対応するとき、またパートナーである契約カメラマンと対応するとき、ついついスタッフの対応の仕方に異議を唱えてしまいます。「違うだろ~」という口調ですから私の対応もイマイチですが、どうしても気になるので努力して変えてほしいのです。
何の話だという感じですが、「平たい関係を築くのは難しく勇気がいる」ということです。毎朝スタッフ皆で本を読んでおり、今読んでいるのは岸見一郎、古賀史健著『幸せになる勇気』ですが、これはアドラー心理学の本です。この本でも人間関係において「縦の関係」「横の関係」があり、「横の関係」を築く大切さが書かれていますが、自分の仕事や生活にあてはめて実践するのはなかなか難しいものです。でもせっかく毎朝時間をとって勉強しているのですから、勇気を出して実践してみてほしいなといつも思っています。
「勇気を出して」と書きましたが、「相手の考えていることを正しく理解しようと話を聞く」「こちらの事情や希望をしっかり正確に伝える」このどちらも「勇気のいる作業」だと思います。「波風を立てないように」ということだけを考えれば「衝突を避ける」ので楽ですが、何の変化も成長もありません。今までの関係をなぞっているだけですから「感動」も生まれません。
アドラーの言う「横の関係」を築くのはなかなか難しいという話に戻りますが、「へりくだって相手の要望をただ受け入れる」「いよいよ我慢ならなくなって相手との関係を断ち切る」これは同じ線上というか、同じ次元の対応で「縦の関係」なのでしょう。
それに対して「横の関係」は?。それは一人ひとりが考えていかなければならない問題です。私も含め、スタッフ皆が自分の仕事の仕方が「縦の関係」になっていないかどうか、いつも意識しながら、できるだけ「横の関係」づくりができるように努力しましょう。私はその前提が「相手への信頼」であり、それが「横の関係」を築いていくための第一歩ではないかと思っています。