皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
昨日、移動中にラジオを聞いていて、森永卓郎さんがAKB48の高橋みなみさんについて話していた内容が印象に残りました。アイドルグループをまとめるのは会社のマネジメントよりずっと難しいと森永さんは言います。自分が目立ちたくてグループに入ってきたのだし、何より一人ひとりが「アーティスト」だからほおっておいたら空中分解してしまうと。高橋みなみさんが、AKB のキャプテンや総監督をしながら、編み出したマネジメントのコツは「メンバーを理解し、ほぐして、つなぎ、導き、手本を示して、任せる」ということだそうです。森永さんは、一番のポイントは、準備を整えた上で、最後は任せるというところに著者が気づいているということだと話されていました。
AKB48というのだから48人いるのでしょうか?こんなことを言っていると「おじさんは困るなぁ」と若い人たちに笑われそうですが、「ふぉとすてっぷ」よりはるかに多い人数がいるのは間違いないでしょう。高橋みなみさんは若いのにすごい人だと思います。森永さんの話をもう少し引用させてもらうと
部下を命令で動かすことは、十分可能だし、その方が手っ取り早い。また、失敗のリスクも減るかもしれない。しかし、それでは組織は発展できない。指示待ち社員は、思考停止になり、努力を忘れてしまうからだ。私がそのことに気付いたのは、サラリーマンを始めて四半世紀も経ってからだった。ところが、著者は、AKBに入ってわずか10年で、しかも24歳という若さで、そのことに気付いたのだから、天才としか言いようがない。
私もこのようなマネジメント力を身につけなければなりませんが、お恥ずかしながらなかなか実践できずにおります。このラジオを聞いていて、連合艦隊司令長官、山本五十六氏の語録を思い出しました。彼は軍人でありながら当時の世界情勢と日本の実力を認識し、対米戦争に反対した人です。備忘録のつもりで山本五十六の語録を引用しておきます。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。