社長ブログ

人の振り見て我が振り直せ

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

私事ですが、昨日はうちの長女が成人式でした。お友だちのご家族といっしょに地元の八幡神社で記念撮影をしたりもしましたが、振り袖姿の娘たちを見ているとやっぱりいいものだなとつくづく思いました。仕事仲間からは写真は自分で撮ればいいのにと言われていたのですが、写真の前撮り等は貸衣装屋さんにお任せしたのでした。

成人式の貸衣装と写真撮影は、一生に一度の記念ということで、親もそれなりの出費を覚悟しているわけで、貸衣装屋さん、写真館さん各社がしのぎを削ってお客さん獲得のために努力しているのだということがわかりました。私は業者選びにまったく関わらなかったのですが、前撮りの当日等はどのように撮影をするのか興味があったのでいろいろ観察していました。(いやなお客ですね)

撮影後にアルバム作りのための写真選びをするので、カットのバリエーエーションを増やすべくいろいろな小道具も使ってたくさん撮影します。写真選びの際にアルバムの価格設定を伺って、はじめに伺っていた基本料金では大したアルバムが作れないので「なるほどすごい商売だな」とある意味感心したのですが、50円、100円の写真を販売している我々の商売とはまったく違う単価の世界でした。

気になったことは、主役は成人を迎えるそれぞれのお嬢様ですから一人の撮影が前提なのでしょうが、両親、祖父母まで入る集合写真を撮るにはスタジオが狭いなということと、カメラマンが使用しているカメラがCanon50Dだったことでしょうか。照明も組んであり撮影条件が安定しているのでカメラの性能はそれほど重要ではないのでしょうね。

それよりも一番納得いかなかったことがあります。ケチな話で恐縮ですが、昨日使用した着物を箱に入れて返送する作業をしていたところ、発送する宅急便の送料がこちら持ちなのです。かなりの高額商品ですし、返却していただかなければ困るものでしょうから、弊社の感覚では当然「着払い伝票」を入れますが、なかなか強気のご商売で、私としてはちょっと印象が良くなかったです。実はすでに完成して届いているアルバムも外見はとても高級な感じで素敵なのですが中を開くと貼り合わせの状態が良くなくページが浮いて空気が入っているページがあります。それらのことはアンケートに記載しておきましたが、お客様というのは怖いものなのだぞと、逆の立場になって考えさせられた次第です。

一生に一度の成人式と違って、我々の商売は皆さまに定期的にご利用いただくサービスなので、保護者の方々に「写真の業者を替えてほしい」と言われないように、お客様の使い勝手やご不明点、ご不満の解決には日々神経を使っています。下の娘の成人式では同じ業者は使わないと思いますが、私たちは「ふぉとすてっぷさんはなかなかいいよ」と他の園や保護者会役員の方々に薦めていただけるようになりたいので、日頃のサービスの品質に心を砕いていかなくてはならないとつくづく思いました。「人の振り見て我が振り直せ」ですね。

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