皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
台風19号の被害はどこまで広がるのでしょうか。15日(火)、16日(水)は手が足りず、私が配達や回収を担当したのですが、武蔵小杉駅近辺を走行した時に事態の深刻さを突きつけられました。
対向車線を仕切る植え込みの葉っぱまで泥をかぶっていたので、冠水はかなりの高さがあったと思われます。両側の歩道はもちろん泥だらけで、沿線のお店や住宅から浸水してしまった家財等が外に出されていました。
冠水の原因は、街中から雨水を多摩川に流す排水管を、川の水が逆流していたことのようです。武蔵小杉のタワーマンションも地下の電気系統の設備が浸水したことにより停電が続いていて、オール電化のため住民への打撃は大きく、エレベーターも動かないと新聞は伝えています。
また、実際の死者数(16日午前8時現在)を見ると、関東では最も多い神奈川県が14人ですが、宮城県が16人、福島県が27人とさらに多い人数です。事前の情報で「関東直撃」というイメージが強く、上陸地点から遠く離れた東北地方は大丈夫だろうという「正常性バイアス」が働いたとする見方もあります。
「災害救助法」は昭和22年に施行された古い法律なんですね。すでに300を超える市区町村に災害救助法が適用されていますが、まだ被害の全容がつかめない状況です。
災害救助法の適用は都道府県が決めることになっているようですが、地球温暖化の影響も確実にあり、毎年のように大災害が起こっているのですから、もっと機敏に対応できる法律や平時から災害対策を準備している専門省庁が必要なのではないでしょうか。