社長ブログ

1~3月期のGDPは前期比0.5%増!?

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

内閣府が20日発表した1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質で前期比0.5%増とのこと。年率にすると2.1%増の高成長なのだそうです。新聞には前期比で企業の設備投資が0.3%減、個人消費も0.1%減とあるのに「実質0.5%増」というのはどういうことなのかな?と疑問に思いました。

まさか、数字を都合良く操作したということはないだろうと思いながらも、ネットで日経新聞の記事を探してみました。見つけた記事によると「1~3月期のGDPは外需が押し上げた」とあり、前期比0.5%増の内訳を見ると内需が貢献したのは0.1%分だけで、残る0.4%分は外需が押し上げたのだそうです。

「外需」は輸出から輸入を差し引いた「純輸出」ではかるのですが、今回、外需が増えたのは「輸入の下げ幅が輸出の下げ幅より大きかった」からなのだと。輸出が2.4%減り、輸入は4.6%減とリーマン・ショック直後の2009年1~3月以来の大きな落ち込み幅とのことで、景気の実態は数字ほど良くないようです。

好景気という実感はずっとありませんし、停滞している個人消費を考えると、政府は「消費税増税への影響はまったくないと思っている」と言いますが、私はとても心配です。

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