社長ブログ

「相手を信頼する」の補足

皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

先日かなり力を入れて「相手を信頼する」というブログを書きましたが、「まず疑う」のではなく「まず信じる」という言い方に補足が必要なようです。

「すべてを疑え」という格言もあるくらいですから、「信じる」か「疑う」かの二者択一、〇か✕かみたいな話になってはいけないと思うので、今日はこの件についてもう少しだけ補足します。

私は哲学的な話は出来ないので、例に挙げるのは仕事の話になりますが、私が思っているのはこんな内容です。

何らかの不満をお持ちの方がいるとします。それは「こちらの話がしっかり理解されていないから不納得なのであって、きちんと伝わればご納得いただける」と信じられるかということ。(お客さまを裏切るような仕事はしていないという確信があることが前提ですが)何の根拠もなく相手を信じたり、不信に思ったりするのではなく、正しく伝わっているかどうかを曖昧にしないということです。

「それくらいわかっていますよ」と声が聞こえてきそうですが、これがなかなか簡単ではないみたいです。

「腑に落ちる」という言葉がありますが、よくできた言葉だと思います。「頭ではわかっていたつもりだったがようやく腑に落ちた」というような使い方をしますよね。こちらの話でその方が「腑に落ちる」とそのようなリアクションが帰ってきますから、「あぁ、ご理解いただけたんだな」とわかりやすいのですが、問題はそのようなリアクションが帰ってこない時です。「正しく伝わっているかどうかを曖昧にしない」ためには、その方にこちらから質問したりして、理解度を確認しなければなりません。そこが難しいし、勇気がいるのであって、「信じる」か「疑う」かの二者択一、〇か✕かという話ではないのです。

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