皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
先日の大河ドラマ『おんな城主 直虎』を見ていて、感慨深い「禅語」に出会いました。領主として悩む直虎に和尚が「自分の信じたものを明かりとして進むしかない」とアドバイスする下り。直虎はこれを『自灯明』の精神と理解して決断を下します。『自灯明』という禅語を知りませんでしたが、調べてみるとお釈迦様の教えで「自らを灯明とし、自らを頼りとして、他を頼りとせず」ということでした。
先週から事務所の拡張に伴い、業務改善とそれに必要な設備投資のことばかり考えていたので、大河ドラマを見ていて背中を押されたような気持ちになりました。もちろん、人の意見に対して聞く耳を持たないという気持ちはありませんし、自分の中でも考えては否定し・・・の繰り返しですが、最終的には自分の意思で決断しなければいけないのだということです。「みんなが賛成したから、あるいは反対したから」という理由でスタッフに責任転嫁することはできないよとアドバイスをもらった気持ちになりました。
昨日から、新しい写真補正ソフトをテストしています。なかなかの手応えがあったので、今日はもう少しワークフローを考慮して、社内サーバーとの相性もテストしてみようと思います。先生方が撮影した写真もスタッフが補正処理をしてから販売しているのが「ふぉとすてっぷの売り」ですが、この作業がスタッフの負担と業務上のボトルネックになっていることは事実です。多少お金がかかってもツールの力でスタッフの労力が軽減すれば、その分他の仕事にエネルギーを振り向けられるのですから、今までのやり方に固執せず、変えていく勇気や決断が求められると思います。