社長ブログ

消費税の話

皆さま、おはようございます。保育園、幼稚園写真のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

昨夜は税理士さんに来ていただき、第9期の財政状況を説明してもらいました。第8期に比べれば第9期はかなり頑張ったと思います。契約カメラマンさんの費用は年々上昇していますが、増えていく撮影案件に対応できる体制を整えていくために、優れたカメラマンさんに「ふぉとすてっぷ」の仕事を頑張っていただきたいので、削ることができない費用です。契約カメラマンさんにかかる費用以外でも、「ふぉとすてっぷ」の経費の中で高い比率を占めるのは「人件費」ですが、これは業務の性格上はじめからわかっていることなので、設備投資も頑張って、スタッフがよりよい仕事ができる環境を整えていきたいと思います。

さてさて、今日は「消費税」について書こうと思って出社しました。消費税には「中間納付」という仕組みがあって、来月にはかなりのまとまった金額を納めなければなりません。それにしても「消費税」は中小零細企業にとって、とてもきつい税制だとつくづく思います。輸出大企業さんなどは「消費税還付金」という名目で、税務署からお金が入ってくるというのですから、何とも不公平ではありませんか。ト○タ自動車は(○をつける意味がないですね)「消費税還付金トップ」ということですが、愛知県豊田税務署は入ってくる消費税よりもはるかに多い消費税を還付するので赤字なのだそうです。

形式上はト○タ自動車も仕入れ先や下請け企業に消費税を支払っていることになっていますが、力関係で原価を下げさせるケースもあるでしょう。下請け企業や仕入れ先が苦労して税務署に納めた消費税を「還付金」として受け取れる仕組みは、どうにかならないものでしょうか。儲かっているのですから、還付金の受け取りをご辞退くだされば国の財政に貢献できるのにと思ってしまいます。

「ふぉとすてっぷ」もできるだけ消費税別でご請求するように努力していますが、現状では価格に転嫁できていない部分もまだまだあります。特にメイン商品の「写真プリント」は消費税が5%から8%にあがる時にも価格を据え置いているので苦労しています。「消費税」の仕組みが今のままで税率だけが10%になったら、中小零細企業や消費者は本当に大変ですが、輸出大企業さんはますます「消費税還付金」が増えますね。何とも矛盾に満ちた世の中です・・・。

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