社長ブログ

「道理」ある仕事をしていきたい

皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

保育園、幼稚園の先生方が撮影した写真データをお預かりし、保護者が写真を選んで購入できるようにするサービスは、ふぉとすてっぷの一つの大きな柱になっています。先日はカメラマンが撮影した写真の色味についてご意見をいただいたことに触れましたが、先生方が撮影した写真を販売するのは、また別の気配りが必要なのです。

来年の4月から先生撮影写真を扱う専門部署を立ち上げるための準備をしていますが、保護者の方々に喜ばれる写真販売を進歩させていくために、どのようなことに注意し、先生方と連携して取り組んでいくかは大事な仕事と考えています。「日付が狂っていても、ブレている写真が多くても、それは先生方が撮った写真だから仕方がない」と済ませていてはいけない。そのままでは保護者は嬉しくないし、せっかく仕事中に写真を撮っている先生方にしても、保護者に喜ばれないのではやりがいがないでしょう。

たしかに何千枚もの写真がどーんと届くと、処理する我々もくじけそうになりますが、先生方にもやれる努力はしていただけるように丁寧にお願いしたり、カメラの操作を教えたり、そういうフォローが求められてくるのだと思います。「保護者によい写真を届け、喜んでもらう」という点では、我々と園の先生方は同じ方向を向いています。そうであれば、道理に立って相談しながら、お互いの仕事の精度を上げていく関係を築いていけると信じています。

「道理」ということばをあえて使ったのは、「無理が通れば道理引っ込む」ということわざ通りのことがまかり通っているからです。オスプレイは誰が見たって「墜落」ですよ。「不時着」って言い切るのはどうにも無理がある。でもその無理が平然と通ってしまうのは本当に恐ろしい。米軍幹部は抗議に行った沖縄の副知事に「パイロットは県民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と不快感を示して逆ギレしたそうです。その逆ギレにはさすがの日本政府も怒り心頭・・・とはならず、防衛相は「コントロールを失った状況ではなく、墜落ではない」と。

もうひとつ。福島第一原発の処理費用を捻出するために「賠償費用は過去の電気料金に乗せておくべきだった」という理屈で「過去分」をこれから請求するそうです。しかも新電力に移行した契約者からもすべて徴収すると。これが許されるなら経営者は楽ですよ。「ふぉとすてっぷ」でも行事の写真があまり売れない時は、「写真価格が撮影に要した費用を正しく反映していなかった」として追加徴収できることになりますが、こんなことはお客さまが許してくれませんね。利権があって原発を続けたい人たちがいるのだから、クラウドファンディングで原発を支持する人たちから資金を調達するのはどうでしょうか。それなら「道理」が通ると思います。

う~ん。道理ある仕事をしていると儲からないのでしょうか。でも「ふぉとすてっぷ」は道理ある仕事で稼げるように頑張ります。皆さんも「道理」を大事にしましょう!。

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