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「聞く」と「訊く」|「あまりペコペコするな」の補足2

皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。

昨日の続きで「あまりペコペコするな」の本意について考えようと思います。昨日引用した、佐々木常夫著『部下を定時に帰す「仕事術」』の中に、

どうも我々は、人の話に耳を傾けて「聞く」ことは得意ですが、相手に質問する「訊く」というのは苦手なようです。

というフレーズがありました。大事なのはこのことではないかと思います。お客さまからのご要望をお聞きすることになり、とても自分で判断できることではないなと思ったときに「訊く」ことができていないのではないでしょうか。(特に電話は難しいのでしょう。)

相手の話を正確に理解しようと思えば「聞いている」だけでは済みません。何らかの質問をしながら、自分の理解が正しいかどうかを確かめる必要があります。

私は「ふぉとすてっぷ」を立ち上げる前から主に営業職に従事してきましたが、商談中はお客さまに話してもらい、聞き役に徹するように意識していたと思います。でも「聞き役に徹する」といっても、黙って聞いているのではありません。相づちをうったり、素晴らしいと思ったことに共感したり、わからないことは質問したりと、結構しゃべっているものです。

このように、相手の真意を理解しようと話を訊いたり、相手の話に共感して「この人ステキだな、好きだな」と思えたりするのと、「ペコペコする」のは次元が違うのだということが言いたいのですが・・・。

「この人好きだな」とか「この人苦手だな」と思っていることは相手に伝わるものです。そう思いませんか。ではペコペコすると相手に何が伝わるのでしょうね。そんな角度から考えてみてもいいかもしれません。

 

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