皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
昨日の進級写真撮影は結果的に延期になりました。大通りを選択して現地に向かいましたが、246号線の渋滞にはまり、保育園と連絡を取ったところ欠席児童も多いということで日程を変えることにしました。何とも読みが甘いというか、お恥ずかしい結末となりました。
それにしても今朝はものすごい風で極寒の朝でした。これは大変な一日になりそうだと心配しましたが、7:00を過ぎお日様があがってくると風も収まってきました。気温が低めなので歩道の氷は溶けきらないと思いますが、今日の配達業務はノーマルタイヤの営業車でも大丈夫でしょうか。くれぐれも安全運転を心がけるよう伝えなければなりません。
今日は話がコロコロ変って申し訳ありませんが、ここからが本題です。昨日のNHK『プロフェッショナル』は良かったですね~。私は存じ上げませんでしたが、主婦に人気の「VERY」という雑誌があります。その編集長の今尾朝子さんが昨日の主役で、その仕事ぶりにいたく感動してしまいました。読者を惹きつけ、しかも飽きられない誌面を毎月作り続ける作業はとても大変なことでしょう。今の自分のままで仕事をし続けたらすり減ってしまうし、すぐに読者に見抜かれるはずです。魅力的な企画を立て、読者に支持される誌面を毎回作り出していく今尾さんをはじめとしたスタッフの方々の仕事ぶりがとてもカッコよかった。今尾さんのもとで働く編集者は13名いるそうで「ふぉとすてっぷ」と同じ規模ですが、素晴らしいリーダーですね。私はその考え方や姿勢を少しでもマネしたいものです。
以前も一度やりましたが、この番組もスタッフみんなで観る時間を作りたいと思います。「ふぉとすてっぷ」は女性が多い職場なので、きっと共感したり刺激を受ける人もいると思います。
番組内容を上手に伝えるのが難しいので、NHKのホームページから引用しておきます。
リアルの半歩先を見せる
出版不況の中、付録もつけずに売り上げを伸ばし、全女性ファッション誌ナンバー1にのし上がった雑誌「VERY」。この成功の立役者が編集長の今尾だ。企 画の採択から原稿、写真選びに至るまですべての行程に関わり判断を下す。中でも腕の見せ所は、雑誌の目玉となる特集とタイトル。その善し悪しが雑誌の売れ 行きを左右するという。
たとえば昨年一番のヒットとなったのは『スーパーマーケットで浮かない秋のオシャレ』という特集。ファッション誌で王道のよそいきの洋服ではなく、あえて “スーパーマーケット”という主婦にとって身近な場所でのオシャレに着目。すぐに真似できるファッションから少し背伸びした憧れの姿までを提案し、読者か ら大反響を得た。
今尾はこう語る。「単なる実用だったらつまらないじゃないですか。主婦の日常って基本ルーティンだし、毎日の同じ事を繰り返しているけど、その中に幸せな瞬間があったりっていうのをできるだけ我々はドラマティックにビジュアル化してお届けしたい」
読者である主婦にとって、リアルで役に立つ情報を紹介するだけでなく、その半歩先の“憧れ”をスパイスとして盛り込むことで、主婦の毎日を応援するというのが今尾の基本姿勢だ。
分かったつもりが、一番危ない
編集長として13名の編集者をまとめ上げる今尾。普段は物静かで穏やかなリーダーだが、編集者たちの読者と向き合う姿勢が生半可なものであると感じれば厳しく指導する。
それは、読者が今何を考え、何に興味を持ち、何を望んでいるのかを常に更新し続けなければ、雑誌はどんどんつまらなくなってしまうという確信があるからだという。
「分かっているつもりになることが一番危ないっていうか。読者の方は、毎日いろんな事に刺激を受けて進化されているので、(雑誌を)作っている人達が決めつけるのが一番危険。情報が更新されていないと自分からだすプランも必然的におもしろくない。」
この考えのもと、すべての企画において最も重きを置いているのが、読者調査と呼ぶ取材だ。アンケートや座談会など大勢を対象にしたものではなく、今尾をは じめ、編集部員達が街ですてきな女性を見つけては声をかけ、直接話を聞き込むというスタイル。こうすることで、表面的な言葉ではなく読者たちの本音をあぶ り出し、誌面に落とし込むことができる。この地道な活動こそが他誌とは一線を画すリアルな誌面作りを可能にしていると言う。
私が答えじゃない だから、新しい
雑誌作りのあらゆる局面で的確な判断を下し、毎月数百ページにも及ぶ雑誌を発行し続ける今尾。売り上げトップを背負う編集長として、雑誌のクオリティーを 保つことは容易なことではない。しかし今尾は意外にも、誌面の写真選びやデザインについて最後は担当編集者達にその答えを決めさせるという。
「編集長とはいえ、私の考え一つで作ったら何もおもしろくないと思っていて。それぞれの編集者がしっかりとおもしろいと思うものを捕まえて、これが私の意 見であるって言ってもらわないと判断できないし。その情熱がないと、伝えたい気持ちがあふれていなかったら役に立たないと思うので。私の考えや意見のすべ てが雑誌ではないということがすごい大事なことだと思っているんです」
すべての編集者達の「これを伝えたい」という気持ちがあふれてこそ、雑誌はおもしろく、そして新しくあり続ける。それが今尾の編集長としての指針だ。
- 写真一枚一枚に目を通す今尾
- 編集者とは常に顔を突き合わせて打合せを重ねる