皆さま、おはようございます。インターネット写真販売のふぉとすてっぷ、代表の嶋です。
この連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。撮影も少なかったので、弊社スタッフはカメラマンも含めて全員3連休がとれました。ハードな日々が続いていたので、みんながリフレッシュして出勤してくれるといいなと思っております。私も22日の日曜日は会社に来ましたが、他の日はプライベートの用事がいろいろあり、慌ただしい連休を過ごしました。今日は10/24(土)、25(日)の運動会の写真の販売準備です。以前1ヵ月お待たせしている状況から抜け出せませんが、この運動会を終えて、ハロウィンの写真を販売しきれば、お待たせ期間を一気に縮めていけるようになると思います。
先日書いた「正の連鎖と負の連鎖」でパリでのテロについても触れました。「憎しみの連鎖」がよくないことはわかっていても、当事者にとっては憎しみの感情がわき上がるのは当然のことと思います。力で押さえつけることはできないと思いますが、欧米をはじめ日本もその方向でテロに向かっているようです。どうしたら「憎しみの連鎖」が断ち切れるのかわからないでいたところに、一つの新聞記事を見つけました。11/22(土)の東京新聞の記事ですが、パリのテロで妻を失ったフランスのジャーナリスト、アントワンヌ・レリスさんがファイスブックに投稿した文章です。私がどうこう解説することはできませんが、とても心に響いた内容だったので、紹介しておくことにします。
レリスさん投稿の全訳
「君たちに憎しみを与えない」
金曜日の夜、君たちはかけがえのない人の命を奪い去った。私の最愛の妻、そして息子の母を。でも、私は君たちに憎しみを与えない。君たちが誰かも知らないし、知りたくもない。君たちは死んだ魂だ。君たちは神の名で無分別に殺りくを行った。もし、その神がわれわれ人間を自らの姿に似せてつくったのだとしたら、妻の体に撃ち込まれた一つ一つの弾丸が、神の心に撃ち込まれていることだろう。
だから、私は決して、君たちに憎しみという贈り物を贈らない。君たちはそれを望むだろうが、怒りで応えることは、君たちと同じ無知に屈することになってしまう。君たちは、私が恐怖し、周囲の人を疑いのまなざしで見つめ、安全のために自由を犠牲にすることを望んだ。だが、君たちの負けだ。私はまだ、私のままだ。
今朝、(亡きがらの)妻に対面した。幾晩も幾日も待ち続けた末に。彼女は金曜日の夜に会った時と変わらず美しく、そして、恋に落ちた12年以上前と同様に美しかった。もちろん、私は悲しみにうちひしがれている。だから、君たちのわずかな勝利を認めよう。でも、それは長くは続かない。彼女は、いつも私たちと一緒に歩む。そして、君たちが決して行き着くことができない天国の高みで、私たちは再び出会うだろう。
私と息子は2人になった。でも私たちは世界のいかなる軍隊よりも強いんだ。私が君たちに費やす時間はもうない。昼寝から目覚めた(息子の)メルビルと会わなくてはならない。彼は毎日、おやつを食べ、私たちはいつものように遊ぶ。この幼い子の人生が幸せで、自由であることが君たちを辱めるだろう。君たちは彼の憎しみを受け取ることは決してないのだから。