卒園アルバム工房が上製本、貼り合わせ製本にこだわる理由

最近は制作費を抑えるために、表紙だけは厚い上製本タイプ（ハードカバー）で、本文の中面ページは薄い用紙の無線綴じ製本で卒園アルバムを作るケースもあるようです。確かに貼り合わせ製本と比べると製造コストは安くなりますし、外見は同じに見えるので、予算の関係で選ばれるのでしょう。

卒園アルバム工房では、現状、無線綴じ製本のアルバムは扱っていません。それは上製本(ハードカバー)で、かつ従来の180°平らに開くことのできる貼り合わせ製本のアルバムにこだわりがあるからです。

上製本、貼り合わせ製本にこだわる2つの理由

耐久性と印刷の品質にこだわりたい

私たちがイメージしているのは、完成したばかりの卒園アルバムを広げて、ご家族一緒に園生活の思い出を振り返る光景。そしてお子さまが大きくなっても、ひょんなきっかけで広げた卒園アルバムで、乳幼児期の可愛い思い出が蘇り、しみじみとお子さまの成長を確かめられる。

私たちは、卒園アルバムにはそんな大切な役割と、長い時間その思い出が色あせない品質が求められると考えています。だからこそ、写真の質にこだわり、印刷の質にこだわり、そしてデザインやレイアウトを左右するサポートの質にこだわっています。

卒園アルバムは一生捨てられることのない珍しい書物ですが、ページが破れたり、印刷が劣化してしまったら、その価値は半減してしまうのではないでしょうか。子どもたちが少々乱暴に扱っても破れない耐久性と発色のいい美しい印刷があってこそ、一生大切に保管される価値があると考えます。

だからこそ、卒園アルバムは「手間暇かけて創るもの」という文化を築きたい。「安易に安く」という風潮に流されず、思いを込めて、手間をかけて、細心の心配りで創り上げてこその卒園アルバムなのだというものにしたい。もちろん、世の中には様々な卒園アルバムがあっていいのですが、私たち卒園アルバム工房が提供する卒園アルバムは、そういう商品であり続けたいと考えています。

サポートにこだわりたい

生産コストを下げるためには、人の手がかかる作業を少なくする必要があります。ネットで注文できるフォトブック作成サービスなどは、お客さまによるレイアウト作成～印刷～製本までの工程がオートメーション化されているので、1冊から低コストで生産できるのが特徴です。

一方、私たちの卒園アルバム制作は、お客さまに制作ツールを使っていただくことで制作コストを下げてはいますが、お客さまがレイアウトしたデザインのチェックや修正、写真の差し替え提案やレタッチ処理に至るまで、徹底的に人の手が入ります。その上で1冊当たりの価格を適当な金額内に収めるため、10冊からの制作を原則としています。

私たちは完成した卒園アルバムがお手元に届いた時、「まぁ、こんなものかな」ではなく、「素晴らしいアルバムが完成して嬉しい！」と思ってほしいのです。そして、そのアルバムを頑張って創られた先生や保護者の方々には、誇らしい気持ちになっていただきたいと願っています。

このオフィシャルサイトでは、納品後に届いた卒園アルバム係の保護者さまの声をたくさん掲載していますが、その中から、私たちのサポートを評価していただけたアンケートを一つご紹介します。

大阪府　H保育園さま　2024年6月納品　（保護者作成）

いつもお世話になっております。
無事、みなさまへ卒園アルバムを届けることが出来ました。

多くのお母様から、とにかく写真量も多く見応えがあったと好評でした。またアルバムのスタンプも豊富でポップで明るくかわいいアルバムだとお褒めいただきました。先生からも過去一じゃないかと思うくらいだと出来栄えをお褒めいただき、作った甲斐がありました。

アルバム委員は、実際に見たアルバムのレタッチの技術の高さに驚きと感動したという声がみられました。気にしていた色味も統一していただき、プロの素晴らしさを痛感しました。本当にありがとうございました。

私個人としましては、本当に親身になっていただき、こちらの希望を叶えてくださったこと、色々アドバイスいただけたことを本当に感謝しております。自分で言うのもなんですが、本当にいいアルバムに仕上がったと自負しております。

また、今年度のアルバム委員の方にもこのご縁を繋げれたらと推薦はしております。予算との相談になりそうですが…今年度のアルバム委員の方からご連絡があればその際はよろしくお願いします。本当に1年間ありがとうございました。

「自分で言うのもなんですが、本当にいいアルバムに仕上がったと自負しております。」と書かれているところが何より素晴らしいと思います。

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