いざアルバムを制作し始めたものの、「うまくレイアウトする方法がわからない」「まとまりがなく雑然として見える」といったことはないでしょうか?
この記事では、より見やすいレイアウトのコツをご紹介します。
これらを意識すると格段にクオリティが上がり、一人ひとりの表情がきちんと伝わる見やすいページになります。
〈ポイント〉
①グループ写真や集合写真は大きく使う
②見やすいレイアウトなら写真枚数は控えめに
③被写体の位置を中央に調整する
④個人写真は顔の大きさ・頭の高さをそろえる
⑤四角以外の写真枠には周りに余白のある写真を使用する
グループ写真や集合写真は大きく使う
〈before:ほとんど同じ大きさのレイアウト〉
〈after:グループ写真を大きく使用〉
多人数で写っているものは、それだけ顔が小さくなってしまうのでなるべく写真を大きく配置すると表情がわかり、スナップ写真と大きさにメリハリもついて見やすくなります。
見やすいレイアウトなら写真枚数は控えめに
〈before:写真枚数が多いレイアウト(60枚)〉
〈after:余裕のあるレイアウト(42枚)〉
beforeはにぎやかなレイアウトですが、afterのように枚数を減らすと写真の大きさも確保でき、一枚一枚が際立ちます。また背景のイラストも活きたレイアウトになっています。
【推奨している写真枚数】
わたしたちがおすすめしている写真の枚数は、見開きで50枚前後です。これくらいにすると、大中小と写真を配置しても表情を読み取れるほどの大きさになります。
★少ない枚数に収めるためには…
ピンショットよりもグループ写真を活用するとお友だちとの楽しそうな姿や雰囲気がより伝わり、枚数も減らすことができます。
被写体の位置を中央に調整する
〈before:写真枠に入れてそのままの状態〉
〈after:大きさや位置を調整している〉
被写体が中央にくるよう調整したり、周りに余裕があればお顔に寄るように拡大すると空間がなくなり表情が伝わります。
【写真調整の操作について】
写真枠内はダブルクリックで編集可能です。
詳しい操作については、別の動画で説明していますのでそちらをご覧ください。
個人写真は顔の大きさ・頭の高さをそろえる
個人写真はバラバラしていると目立ってしまうため、人物を枠中央に調整するのはもちろん、顔の大きさや頭の高さをそろえるとまとまりが出て洗礼された印象になります。
【個人写真 撮影時のコツ】
撮影の時点で注意しておくと制作時スムーズです。気を付けるべきポイントは別の記事をあわせてご覧ください。
特殊な写真枠には周りに余白のある写真を使用
丸やハートなど四角以外の写真枠は、写真の見える面積が大幅に削られます。
そのため、見せたい部分の周りに余裕がないと大事な部分が切れてしまいます。
〈before:周りに余白がない〉
〈after:周りに余白がある〉
~四角以外の写真枠に向いていない写真~
・画面の上下左右に被写体が寄りすぎている
・画面いっぱいに被写体が写っている
なるべく中央に被写体が写っていて、周りが削れても支障がない背景があるというのが四角以外の写真枠に適正な写真と言えます。
些細なことですが、このようなことに気を付けて制作すると格段にクオリティが上がります。ぜひ、一生残るすてきなアルバムづくりのご参考にしてみてください!